三和建設、高校新卒採用の強化にともない初任給引き上げを実施。学歴のバリアフリー化で多様な人財が活躍できる環境へ

  • 投稿カテゴリー:進路
三和建設、高校生新卒採用の強化にともない初任給引き上げを実施。学歴のバリアフリー化で多様な人財が活躍できる環境へ
三和建設(※提供画像)

三和建設株式会社は、高校生採用の強化にともない、2022年度より初任給を平均(※2)よりも3万円以上高い20.4万円(※1)に設定した。

■高校生採用及び初任給アップの設定に至った背景(三和建設プレスリリースより)
高卒求人倍率は20年卒2.52倍、21年卒は低下したものの2.08倍(※3)、対して大学者の21年卒は1.53倍(※4)と高校生人財の需要は年々増加傾向にあります。その一方で、大卒は給与、職域や将来キャリアに応じて様々な選択肢があることに対して、高卒初任給の平均は地域の定める最低賃金に近い水準に抑える企業が目立ち、就職後のキャリアにも制限がかかりがちと一般的に言われています。
高校生の就職活動は短期間での就職先の決定、1人につき1社しか応募できない慣習が根付いていることも一因とされています。
また、入社3年で約4割の高卒人財が離職し、そのうち17.2%が1年未満で離職(※5)をしています。その背景にあるのは、十分な情報がないまま、将来のキャリアビジョンを描くことなく就職先を決めていることにあります。三和建設は今回の初任給引き上げにより、高卒と大卒の学歴による処遇の差を実質的に無くしました。現在の三和建設の役員及び経営幹部の約25%は高校生採用人財です。この実績から見えてくるのは必ずしも学歴が組織の運営において重要であるのではなく、入社後の社員の成長こそが不可欠であると判断しました。
入社後は頑張り次第で活躍するステージは様々あります。若手を指導する幹部候補の道に加え、より自身の専門性を高めていくコースなど個人の多様性を重視する働き方を用意しています。企業の存続を維持し、さらなる成長を継続するためにも、人財確保は必要不可欠です。今回実施の初任給引き上げによって優秀な人財確保につなげ、組織の活性化を目指しています。

<三和建設の教育制度やキャリアアップの透明性を確保する取り組み>

●入社後の教育制度「SANWAアカデミー」
全社員が受講することができる社内大学は体系的に専門技術力と統合力を学ぶことができます。

●同期との繋がりを強固にする社員寮「ひとづくり寮」
新入社員は1年間、ひとづくり寮にて共同生活を行います。自信の喪失、不安や孤独の多い時期に
同じ屋根の下で生活を共にすることで、コミュニケーションを活発にして横のつながりを強くする仕組みです。

●企業主導型保育園「りんごぐみ」
本社敷地内に企業主導型保育園を建設し、結婚や出産などライフステージに関わらず仕事を続けやすい環境づくりを
提供しています。

●意欲に応じて社員の活躍を推進する人事制度
各人が毎月定める10の目標の達成度合いに応じてポイントが累積加算される方式の人事制度で、一定のポイントが
たまると次の等級に上がる資格を得られる仕組み

三和建設では、多様な人財の活躍を促すことで、さらなるお客さま満足と企業価値の向上に努めてまいります。

▼三和建設株式会社HP
https://www.sgc-web.co.jp/

※1現場手当含む
※2産労総合研究所「2021年度 決定初任給調査の結果」2021年7月発表
※3厚生労働省「高校・中学新卒者のハローワーク求人に係る求人・求職・就職内定状況」令和3年9月発表
※4リクルートワークス研究所「第37回 ワークス大卒求人倍率調査(2021年卒)」2020年8月発表
※5厚生労働省「新規学卒就職者の離職状況(平成29 年3月卒業者の状況)」令和2年10月発表