YTJ learning ためになる雑学 2019年5月号

知っていると、ちょっとはためになる雑学。
雨で気持ちが沈みがちな6月ですが知ると少し明るくなれる雑学を紹介します。

意外に知られていない? 父の日の由来
6月の第3日曜日は「父の日」。「母の日」から約1ヶ月後には、“お父さんに感謝する日”である「父の日」がやってきます。この「父の日」が発祥したのは、「母の日」発祥の国でもあるアメリカ。1861年、南北戦争が始まると、アメリカのソノラ・スマート・ドッドさんのお父さんは、戦地へと召集されます。ドッドさんのお父さんが戦争で家を留守にしている間に、ドッドさんのお母さんは過労で死去。南北戦争から無事帰ってきたドッドさんのお父さんは、男手ひとつで6人の子供たちを育て上げたそうです。この偉業を称えるためにドッドさんが、1909年に牧師協会へ嘆願し、「父の日」が制定されたと言われています。
ジューンブライドに隠された季節の話
欧州の6月は1年の中で最も雨が少なく過ごしやすい時期で、欧州全体がお祝いムードになります。“たくさんの人たちから祝福される6月の花嫁は幸せになる”と言われ“ジューンブライド”という言葉まで生まれました。日本でも6月の結婚式は少なくないですが梅雨の時期に当たるため、せっかくの結婚式が雨になってしまうことも。しかし、結婚式の雨には『神様が一滴ごとに天使を乗せて幸せを降り注いでいる』、『新郎新婦がこの先辛い思いをして流すはずだった涙を、雨に変えて流してくれている』という逸話があるのだとか。このような言い伝えを知っていれば、雨の結婚式も少しは晴れやかな気持ちで過ごせそうですね。
雨を知らせてくれる虫「蟻」の秘密
「ツバメが低く飛ぶと雨」、「猫が顔を洗うと雨」など雨に関することわざや言い伝えはたくさん存在しています。そんな中でも“蟻”は雨を知らせてくれる虫として有名です。まず、「蟻が行列を作ると雨が降る」ということわざは、蟻が行列を作って巣穴から出てきている時は、卵を雨から守るために運び出しているため、雨が近いという考え方です。また、「蟻が巣の穴を塞ぐと大雨が降る」という言い伝えもあります。蟻の巣は出入り口が狭く、普通の雨ではびくともしないように作られているため、巣が水没しないように塞ぐと大雨が降ると言われているのです。
「みたらしだんご」の漢字の由来
6月16日は和菓子の日。不動の人気を誇る和菓子の一つに「みたらしだんご」がありますが、この「みたらしだんご」は漢字で書くと「御手洗団子」となります。「御手洗」=「トイレ」というイメージを持つ人もいるかと思いますが、この「御手洗」という漢字の由来は、「御手洗団子」発祥の地、京都の下鴨神社にありました。下鴨神社では毎年夏に、「御手洗祭」というお祭りが行われています。これは下鴨神社の境内にある「御手洗池」が由来。この「御手洗祭」の際に境内で団子が売られており、それが由来で「御手洗団子(みたらしだんご)」と呼ばれるようになったという一説があります。