鹿児島県立南大隅高等学校 自転車競技部「歩きでは絶対に出せない速度で風を感じて走れる」【Spotlight VOL.74】

さまざまな活動に励む高校生にスポットを当てるスポットライト。 第74回は、昭和56年の創部以降、日本代表選手、競輪選手を数多く輩出してきた 鹿児島県立南大隅高等学校の自転車競技部を紹介します。

鹿児島県立南大隅高等学校 自転車競技部

鹿児島県立南大隅高等学校 自転車競技部

バンクを高速で駆け抜ける“自転車競技”

高校の自転車競技には、競技場(バンク)で行う「トラック・レース」と、一般の公道で行う「ロード・レース」の2つの競技があり、南大隅高校自転車競技部が主に練習している「トラック・レース」は、短距離と中長距離の2種目に分かれています。短距離は、1対1でタイムを競う“スプリント”や、チームでタイムを競う“チーム・スプリント”などがあり、中長距離は、着順で競う“スクラッチ”、周回の順位ごとにポイントが与えられる“ポイント・レース”などがあります。全身で風を切るスピード感が魅力のスポーツです。

鹿児島県立南大隅高等学校 自転車競技部
競技で使用する自転車・トラックレーサーの組み立てや、簡単なメンテナンスなども自分たちで行うそう。トラックを走り終えるたびに、自転車を調整する様子が見られました。

鹿児島県立南大隅高等学校 自転車競技部
3人1組で走り先頭から1人ずつ離脱、最後の選手のゴールのタイムで勝敗が決まる“チーム・スプリント”の様子。スタートからトップスピードで走り続けるため忍耐力も必要になります。

鹿児島県立南大隅高等学校 自転車競技部

💬南大隅高校の自転車競技部に入部した理由を教えてください。

宮原 中学生の頃に父がマウンテンバイクを買ってくれて、そこから自転車にハマりました。中学2年生からは本格的に自転車をやってみたいと思い、父から自転車競技部のある南大隅高校を勧められて入学を決めました。 室田 僕は小学6年生の時にロードバイクを買ってもらってから、自分で自転車競技の大会に出場していました。鹿児島の垂水の出身で、地元から出ずに自転車を続けたいと思っていたので、地元で自転車を続けられる南大隅高校に進学しました。 井上 高校で自転車競技をしていた兄に憧れて自分も自転車をやりたいと思うようになりました。僕は岐阜県出身なのですが、兄の時代に南大隅高校が強くて。強い高校で自転車をやりたかったのと、学校の近くに競技場があって、たくさん練習ができるところにも魅力を感じて入部を決めました。

💬短距離種目と中長距離種目、それぞれの面白いところを教えてください。

井上 僕と宮原君は短距離なのですが、一気に全力を出すので速度がすごく出て、走っていてとても楽しいです。 宮原 トップスピードが速いので、迫力があるところが面白いと思います。

室田 僕は中長距離なのですが、走っている時の選手同士の駆け引きが、見ている人は面白いと思います。僕も“今駆け引きしてるな”と思いながら見ているので、ポイント・レースなどでは、誰が何ポイント持っているかがわかるとさらに面白いと思いますね。ただ、選手としてはとにかくキツイので大変です(笑)。

💬自転車競技の魅力を教えてください。

宮原 やっぱりかっこいいところです! とにかくスピードが速いので。速いものってかっこよくないですか? 井上 走っている時に速度が出ていると楽しいよね。 宮原 車もスピードは出るけど、箱の中じゃないですか。自転車だと歩きでは絶対に出せない速度で風を感じて走れるので、そこは特に楽しいです。 室田 大会にはたくさんの人が見に来るのですが、そういう時ってやっぱり強い選手が目立つんですよね。たくさんの人に見てもらうためにも、強い自分でいられるように頑張ろうと思えるので、そこが魅力だと思います。

💬目標を教えてください。

井上 部の目標としては、インターハイの学校対抗で優勝することです。個人的には、九州大会で200メートルのタイムを測るので、そこで自己ベストを更新することです。 宮原 僕は今年、競輪選手養成所を受験予定なので、一発合格できるよう少しでもタイムを速くするのが目標です。 室田 九州大会、全国大会、インターハイの3つの大会で、ポイント・レース、ロード・レース、チーム・スプリントの3種目で3冠することです。

【鹿児島県立南大隅高等学校】

学校HP:https://www.edu.pref.kagoshima.jp/sh/minamiosumi/

公式Instagram:https://www.instagram.com/minamiosumihighschool?igsh=b3h4YTRjbTc2YmJq&utm_source=qr

 

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