
さまざまな国の文化や生活を紹介し、海外について知ってもらう企画『YTJP海外ナビ』。今回は、日本のお隣の国・韓国! 料理やファッション、コスメなど、日本でも人気の韓国発祥のものは多く、旅行先としても人気の国です。今回は1年間の語学留学ののち、ワーキングホリデー制度を利用して韓国で働くNokaさんに、韓国語をストイックに学び続け、動画で発信する理由などを聞きました。
vol.11 大韓民国 Republic of Seoul

| 首都 | ソウル |
| 面積 | 約10万㎢ 💡日本の約4分の1! |
| 人口 | 約5,177万人(出典:2023年、韓国統計庁) |
| 公用語 | 韓国語 |
| 通貨 | ウォン(1,000ウォン=104円〈2026年6月8日現在〉) |
グルメ、音楽などのトレンドを生み出す国・韓国のワーキングホリデー制度とは?
韓国のワーキングホリデー制度は、ビザ発行後から最長1年間滞在することができ、学校に通う期間や、同じ職場で働ける期間に制限がないのが特徴。ただ、就労時間については週25時間以内と定められています。また、ワーキングホリデービザを申請できるのは18歳から25歳までで、やむを得ない事情と判断された場合は30歳までの申請が可能。治安がよく、日本からも渡航しやすいため、日本人のワーキングホリデー先としても人気があります。
Noka’s life in Seoul
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休学中に学び始めた韓国語を磨き、それを活かして韓国で働きたい。Nokaさん
私は英語を学ぶために専門学校に通っていたのですが、2年生の時に新型コロナウイルスが流行ってしまって。もともと予定していたカナダへの海外インターンシップに行けなくなってしまったんです。そこで1年休学して、その間に英語ではない違う言語を学びたいと思って勉強を始めたのが韓国語でした。韓国語を本格的に勉強しようと思ったきっかけは、友達にオススメされた韓国ドラマ。実際に話しているセリフよりも字幕が短いことに違和感を覚えたり、セリフと字幕では意味が違うことを知って、“セリフをそのまま理解したい”と思うようになったんです。専門学校卒業後は一度就職しましたが、海外への渡航が緩和されたタイミングで1年間韓国に語学留学に行きました。次は学んだ韓国語を活かして働いてみたいと思ったので、昨年の10月からワーキングホリデー制度を使い韓国のカフェで働いています。 |
学
自分の“やってみたい”と、勉強を合わせた動画投稿
留学をしていた時は、語学堂というところで机に向かって韓国語を学ぶ座学が中心だったので、当時はスピーキングの方が難しく感じていました。しかし、ワーキングホリデーに来てからは韓国語を書く機会が少なくなってしまい、今度はライティングの方が難しく感じるようになって。そのため今は、毎日投稿しているInstagramの動画に韓国語のテロップを入れて作っています。動画投稿は以前から興味がありましたが、動画編集の経験がなく、それを学ぶ時間が取れなくて。今やっている動画投稿は、実はお母さんへの安否報告も兼ねていたりします(笑)。

言葉
韓国人の友達の家族に敬語を使って感謝を伝えることができた
ワーキングホリデーをするようになってから、韓国人の友達のお家に招待してもらって、友達のご家族とお話する機会があったんです。その時に敬語を使ってコミュニケーションを取れたことがすごく印象に残っています。韓国では日本以上に、年上の方に対して敬語を使うという文化を大事にしていて。実際に、敬語を使ってご両親とお話ししたり、招待してもらったことに対しての感謝を伝えることができたので、韓国語を学んでいてよかったなと思いました。
食
独特な食感と風味のスンデの虜に!
私は豚の腸の中にもち米や春雨などを詰めて蒸した“スンデ”が好きで、その中でもスンデクッパが大好き! スンデにも種類があるのですが、牛の血が入っている本格的なスンデが特に好きで、スンデクッパの美味しいお店を探すのが趣味です。見た目は赤黒くグロテスクなのですが、日本にはないような独特な食感と風味が好きで、食べたらハマってしまいました!

生活
収入の半分が家賃でも、贅沢をしなければ生活できる!
今は一人暮らしで、住んでいる家の家賃は日本円で約45,000円。、ソウルでは安めな方だと思います。それに対して1ヶ月の収入は、私の労働時間で約100,000円ほど。私がもともと食事以外にお金をあまり使わないタイプなのもあるかもしれませんが、家賃を払っても残りのお金で1ヶ月生活できます。
働
韓国留学で培った語学力が、再就職先を見つけるきっかけに!
今はカフェで働いていて、14時から21時半まで、週3日働いています。カフェでは注文を取ったり、ドリンクを作ったりといった業務がメインになりますね。韓国のワーキングホリデーは、週に25時間しか働けないという制限があるので、私は3日間集中して働いて、残りの4日間は韓国語を勉強したり、動画を作ったりしています。実は一度仕事選びに失敗してしまい、アプリを駆使して片っ端から応募していた時に、今働いているカフェを見つけて。今働いているお店は、日本人のスタッフを雇うのは私が初めてとのことだったのですが、日本人のお客様の対応ができるという点と、語学留学の経験から韓国語を上手に話せる点で、ご縁があって働かせてもらっています。

Nokaさんの仕事のある日のスケジュール


仕事がない日は、時間が合えば友達といろいろなところに遊びに行きます。一人で過ごす時は、気が済むまで寝てから、気分転換のため自宅から遠いカフェに行って韓国語の勉強をしたり、動画編集をしています!
働
韓国語・日本語・英語の3か国語を話せたらからこそ、
お客様と話に花が咲いた
働く中で難しいのは、商品の説明をする時に日本語だとうまく説明できるのに、韓国語のボキャブラリーがあまりなくて流暢に説明できない時です。そういう時は、同僚の韓国人が説明しているのを盗み聞きしたり、どうやって説明したらお客様が理解してくれるのかを聞いたりして、ボキャブラリーを増やしています。働いていて印象に残っていることは、レジで注文を取っている時に対応したお客様が、韓国語を喋る方からはじまり、その次の方が日本語、その次の方が英語と、違う言語の方が3名続いた時のこと。言語の切り替えが上手くできず、最後のお客様の接客中、途中までは英語で接客をしていたのですが最後に日本語で「ありがとうございました」と言ってしまったんです。そうしたらそのお客様は、たまたま福岡に留学中で韓国旅行に来ていたアメリカの方だとわかって! そこから話に花が咲いて、いろいろなお話をさせていただきました。一番の思い出です。
文化
バスを停めるのも、降りるのも一苦労!
韓国ならではの「早く早く文化」
韓国のバスは「乗ります」という意思表示をしないと、停留所で待っていてもバスが通り過ぎて行ってしまうことがあるんです。そのため自分が乗りたいバスが来たら前の方に行って、停まってくれなそうだったら手を挙げるという文化があって。それには最初は驚きました。また、韓国には「早く早く」という文化があって、バスが動きながらドアを閉めるということも普通なんですよね。降りる時も停留所に着く前に降車口に行って待機しておかないと、目的の場所で降りられないということも実際に経験して。日本の丁寧な運転や、待ってくれる文化とは違うなと感じました。
魅力
韓国人の情の厚さに何度も救われた!
私の思う韓国の一番の魅力は、人の温かさです。私が家探しや仕事探しに失敗してすごくつらかった時は、友達の家族が実の娘かのように接してくれて、ことあるごとに気にかけてくれていました。お正月もお家に泊まらせてくれたり、お正月のご飯を私の分まで用意してくれたり、韓国の方の温かさを改めて感じましたね。韓国の方って、最初は冷たそうなイメージがあったのですが、いざ話すとすごく温かい人が多くて。そこが魅力的だなと思います。

▲大好きな韓国で出会った友達と!


成長
自分と向き合いながら動いたことで、
自分という人間を表現できるようになった
留学やワーキングホリデー中は、自分でどうにかしないといけない場面がたくさんあって。その度に自分と向き合いながら、自分で計画を立てて行動していたので、計画性や実行力が身についたと思います。実際に日本から韓国に遊びに来てくれた友達には、「度胸がついたね」と言われることも多くて。もともとはお店で注文するのですら苦手だったのですが、韓国社会では自分の意思表示をしないと生きていけません。どんどん自分の意思表示をしていくことで、自分という人間を表現できるようになれたじちが、この期間で得たものかなと思います。
夢
帰国しても韓国に関わる仕事がしたい!
日本に帰国してからも、韓国企業の日本支社など韓国に関連するようなお仕事をしていきたいと思っています。また、すごく遠い未来の話にはなってしまいますが、私はパンが好きで、今はカフェでも働いているので、いつか自分のカフェをオープンしたいです。そこで日韓交流会ができたらいいなという漠然とした夢もありますね。
メッセージ
進路についてはすごく悩む人も多いと思いますが、人生のターニングポイントにもなるので、誰かに否定されたとしても自分がやりたいと思ったことに挑戦して欲しいです。挑戦しないと後悔だけが残ってしまうと思うので、若いうちに自分のやりたいことは全部やっておくのがいいと思います。後悔のないような選択をしてください。
Noka’s Pick



