群馬県立館林女子高等学校 ボクシング部「選手同士の体格差があまりないため、アドバイスを共有しやすい」 【Spotlight VOL.69】

さまざまな活動に励む高校生にスポットを当てるスポットライト。第69回は、女子校で初めてボクシング部を創部した群馬県立館林女子高等学校のボクシング部。未経験者が多い中、数々の大会で結果を残しているパワフルなボクシング部を紹介します。

群馬県立館林女子高等学校 ボクシング部「選手同士の体格差があまりないため、アドバイスを共有しやすい」 【Spotlight VOL.69】

Activity>>>鋭いパンチが繰り出される練習風景

群馬県立館林女子高等学校 ボクシング部「選手同士の体格差があまりないため、アドバイスを共有しやすい」 【Spotlight VOL.69】

選手が持つテクニックが勝敗を分けるスポーツ ボクシング

1ラウンド3分(高校生や女子の場合2分)、インターバル1分の1セットを3ラウンド行い勝敗を決めるボクシング。各ラウンドのポイントの合計で勝敗を決めますが、試合途中でレフェリーがストップをかけて決着する場合(プロでは“KO”、アマチュアでは“RSC”という)もあります。体重によって階級が分かれており、選手同士の体格差があまりないことから、選手が持つテクニックが勝敗を分けるポイントとなります。特に女性からはフィットネス分野としても注目されているスポーツです。

群馬県立館林女子高等学校 ボクシング部「選手同士の体格差があまりないため、アドバイスを共有しやすい」 【Spotlight VOL.69】

棒付きのボクシンググローブを使ってパンチを払う練習。実際は当てることはないのですが、迫ってくるグローブのスピードが速いためかなり怖いそうです。

群馬県立館林女子高等学校 ボクシング部「選手同士の体格差があまりないため、アドバイスを共有しやすい」 【Spotlight VOL.69】

顧問の小瀧先生が直々に部員に指導。パンチングミットを手にはめて、部員のパンチを受ける練習もあり、本気で先生に立ち向かう勇ましい部員の姿が見られました。

Interview>>>選手同士の体格差があまりないため、アドバイスを共有しやすい 

群馬県立館林女子高等学校 ボクシング部「選手同士の体格差があまりないため、アドバイスを共有しやすい」 【Spotlight VOL.69】

-ボクシング部に入部したきっかけを教えてください。

ディアス:1年生の3月に顧問の栗原先生に勧誘されたのがきっかけです。最初はボクシングに対して怖いイメージがあったのですが、体験してみたら楽しかったのでやってみようかなと思い入部しました。

松岡:部活を選ぶタイミングで、それまで格闘技を見たことがなかったのですが、ボクシングは面白そうだなと興味があって。当時の先輩から「ボクシング部に入ってくれたら嬉しいなぁ」と言われて、先輩たちも優しかったので、ボクシング部に入部することに決めました。

-館林女子高校ボクシング部の特徴を教えてください。

松岡:女子部員だけの格闘系の部活は全国でも少ないと思うので、そこは大きな特徴の一つだと思います。女子だけなので選手同士の体格差があまりないためアドバイスを共有しやすいところが良いところで、動画を見ながらアドバイスをし合います。

ディアス:私はパンチが当たった時のリアクションが大きすぎるので小さくしろと言われました(笑)。リアクションが大きいと審判によっては試合を止められてしまうので、ポーカーフェイスで痛みに耐える練習もしています。

-ボクシングの面白いところを教えてください。

松岡:相手にパンチが当たった時はやっぱり嬉しいし楽しいです。私の階級では私よりも身長が高い選手が多く、コーナーに詰めることができても横から逃げられてしまうことがあって。コーナーに詰めることは難しいのですが、その分うまくコーナーに詰められた時はとても嬉しいです。

ディアス:大会では、“演技の部”というボクシングの技術と体力を競う競技があるのですが、私はその練習が楽しいです。相手がいるとパンチを当てなきゃいけないという恐怖心があり怖いのですが、演技は相手がいないため自由自在にシャドーができるので面白いですね。

-ボクシングをやっていてよかったと思うことを教えてください。

ディアス:自分の変化がはっきりとわかるところです。最初は何もできないところから始めましたが、練習を続けていく中で、体力がついて体が軽くなった感じがします。もともと体力がなかったので成長を感じられるのが嬉しいです。

松岡:私も自分の成長を感じられるところです。私はメンタルが弱くて、試合開始30秒で負けて大泣きしたこともありました。あとは周りの人に見られている状況がとても苦手で。だけど練習や試合を重ねていくうちに泣いてもすぐに泣き止めるようになったり、人に見られている状況でも結果を出せるようになってきたので、成長を実感しています。

-今後の目標を教えてください。

ディアス:先輩たちのように強くなって、インターハイに出場したいです。

松岡:3年生の最後の大会では優勝できるように、今よりももっと強くなりたいです。

Report>>>ボクシング部に欠かせない3つのもの

群馬県立館林女子高等学校 ボクシング部「選手同士の体格差があまりないため、アドバイスを共有しやすい」 【Spotlight VOL.69】

練習や試合の時に身につける3点セット。試合時は頬の部分がないヘッドギアを装着するため、練習用の方がしっかりと頭が守られます。

群馬県立館林女子高等学校 ボクシング部「選手同士の体格差があまりないため、アドバイスを共有しやすい」 【Spotlight VOL.69】

2人一組で練習する時に使う道具。パンチを払う練習やパンチを避ける練習など、ディフェンスの練習をする際に活用しています。

群馬県立館林女子高等学校 ボクシング部「選手同士の体格差があまりないため、アドバイスを共有しやすい」 【Spotlight VOL.69】

パンチを打つ練習の時に使われる道具。サンドバッグと違い場所を選ばず自由に構えられるため、大会の演技の部でも使用されます。

Person>>>ボクシング部の○○なヒト!!

ボクシング部で一番素直な人
新井麻菜美(1年)
群馬県立館林女子高等学校 ボクシング部「選手同士の体格差があまりないため、アドバイスを共有しやすい」 【Spotlight VOL.69】

💬アドバイスを素直に受け入れて、それを練習で活かしている(浦波さん・1年)
💬試合で負けても落ち込まず、アドバイスをすぐに取り入れようとしている(鴇田さん・2年)
💬良い意味で物事をズバズバ言ってくれて、気づかなかったことに気づかせてくれる(恩田さん・1年)

ボクシング部の努力家
恩田紘菜(1年)
群馬県立館林女子高等学校 ボクシング部「選手同士の体格差があまりないため、アドバイスを共有しやすい」 【Spotlight VOL.69】

💬練習でも妥協しない。部活が休みの日も1人で部室に来て練習をしている(鴇田さん・2年)
💬練習を休むことがなく、疲れていても部活にしっかり取り組んでいる(浦波さん・1年)
💬熱があるのに気づかず練習に来ていたこともあり、休んでいるところを見たことがない(新井さん・1年)

💡INFORMATION
◆群馬県立館林女子高等学校
https://kanjo.ed.jp

👇部員が撮影したボクシング部の写真はこちらから👇

部員が撮影した群馬県立館林女子高等学校 女子ボクシング部

https://www.ytjp.jp/2026/01/09/tatebayashijoshi2-news

 

👇編集部が撮影したボクシング部の写真はこちらから👇
編集部が撮影した群馬県立館林女子高等学校 女子ボクシング部

https://www.ytjp.jp/2026/01/09/tatebayashijoshi-news