第18回書道パフォーマンス甲子園 本戦出場21校が決定!

第18回書道パフォーマンス甲子園 本戦出場21校が決定!
書道パフォーマンス甲子園(提供画像)

書道パフォーマンス甲子園を主催する書道パフォーマンス甲子園実行委員会は、7月27日(日)に伊予三島運動公園体育館で開催する「第18回全国高等学校書道パフォーマンス選手権大会(書道パフォーマンス甲子園)」について、予選審査を突破した21校が本戦に出場することを発表。

本大会は、紙関連の製造品出荷額が19年連続で全国1位の「日本一の紙のまち」愛媛県四国中央市において、書道パフォーマンスの高校日本一を決定する大会です。全国の書道部から「夢の舞台」と呼ばれ、高校生が縦4m×横6mの巨大な用紙に揮毫する熱いメッセージや華麗なパフォーマンスなどは、日本の新たな総合芸術と言える。6分間の演技に青春の全てを懸けた思いやエネルギーをぜひ会場で体感してください。

また、本大会では高校生の主体的な運営を目指し、地元高校生ボランティア約120名が歓迎の挨拶をはじめ、演技審判や選手誘導などの重要な役割を担うところも大きな特徴のひとつ。加えて、大学生等のボランティア約20名も運営に携わり、大会をサポートする。

■第18回大会の概要
大 会 名:第18回全国高等学校書道パフォーマンス選手権大会(書道パフォーマンス甲子園)
開催日時:令和7年7月27日(日)午前9時から午後5時30分頃まで
会  場:伊予三島運動公園体育館(愛媛県四国中央市中之庄町1665番地1)
入  場:無料
主  催:書道パフォーマンス甲子園実行委員会
本戦出場:21校(予選参加33都府県104校)

■予選審査結果一覧(本戦出場校)[ブロック順位、高校名、所在地、出場歴]
4月1日から5月12日までの期間に募集したところ、全国33都府県から104校の応募がありました。予選審査では、応募校を全国7ブロック(北海道・東北、関東、中部、近畿、中国、四国、九州)に分け、各校の演技映像や揮毫作品の写真などをもとに、「書道部門」と「パフォーマンス部門」の両面から、書や演技の美しさなどを審査しました。

【北海道・東北ブロック】本戦出場枠2校(予選申込11校)

1位 仙台育英学園高等学校 宮城県 4大会連続4回目
2位 青森県立八戸東高等学校 青森県 3大会連続9回目

【関東ブロック】本戦出場枠5校(予選申込25校)

1位 水戸葵陵高等学校 茨城県 7大会連続7回目
2位 本庄東高等学校 埼玉県 8大会連続8回目
3位 八千代松陰高等学校 千葉県 3大会連続3回目
4位 早稲田大学本庄高等学院 埼玉県 3大会連続4回目
5位 群馬県立伊勢崎清明高等学校 群馬県 初出場

【中部ブロック】本戦出場枠3校(予選申込16校)

1位 長野県松本蟻ヶ崎高等学校 長野県 10大会連続11回目
2位 岐阜県立岐阜高等学校 岐阜県 7大会連続7回目
3位 愛知県立愛知商業高等学校 愛知県 3大会連続6回目

【近畿ブロック】本戦出場枠3校(予選申込15校)

1位 上宮高等学校 大阪府 3大会振り10回目
2位 兵庫県立須磨東高等学校 兵庫県 6大会連続8回目
3位 兵庫県立兵庫高等学校 兵庫県 6大会振り3回目

【中国ブロック】本戦出場枠2校(予選申込12校)

1位 広島県立五日市高等学校 広島県 3大会振り14回目
2位 鳥取城北高等学校 鳥取県 6大会連続7回目

【四国ブロック】本戦出場枠3校(予選申込17校)

1位 香川県立高松商業高等学校 香川県 2大会連続11回目
2位 愛媛県立西条高等学校 愛媛県 5大会振り6回目
3位 香川県立高松西高等学校 香川県 2大会振り10回目

【九州ブロック】本戦出場枠2校(予選申込8校)

1位 福岡県立八幡中央高等学校 福岡県 15大会連続15回目
2位 福岡県立大牟田北高等学校 福岡県 3大会振り4回目

【EXPO大会開催記念枠】

鹿児島実業高等学校 鹿児島県 初出場

※出場歴については、新型コロナウイルス感染対策として中止した第13回大会は含まれていません。
※各ブロックの出場枠数は、応募総数104校に対する応募校数の割合などにより決定されます。
※「EXPO大会開催記念枠」は、本年8月21日に開催されるEXPO大会を記念して設けられた特別枠で、本戦出場歴のない参加校のうち、今回の予選で本戦出場には至らなかったものの、予選最上位校である鹿児島実業高等学校を選出した。

■第18回大会の見どころ

前回大会で、ピアノの生演奏をBGMに、弘法大師・空海直筆の国宝「灌頂歴名(かんじょうれきめい)」をオマージュし、自分たちの大切な人の名前を書き上げて2連覇を果たした鳥取城北高等学校が、3連覇をかけどのようなパフォーマンスを見せるのか、その演技に注目が集まります。

また、今回最多の応募校数となった関東ブロックから、7回目の挑戦で初の本戦出場を果たした群馬県立伊勢崎清明高等学校が出場。念願の舞台でどのような演技を披露するのか期待が高まります。
強豪がひしめく近畿ブロックを1位で通過したのは上宮高等学校。3大会振りとなる夢の舞台で、悲願の初優勝を目指します。

さらに第2回大会以来となる優勝を目指し中国ブロックを1位で通過した広島県立五日市高等学校や、大会史上最多となる15回連続本戦出場の福岡県立八幡中央高等学校の演技にも注目です。

■本戦審査、表彰について

審査は書道部門4名、パフォーマンス部門4名、計8名で行い、優勝校には文部科学大臣賞、準優勝には愛媛県知事賞などのほか、オンライン配信視聴者の投票による特別賞も授与します。

【審査内容】
書道部門 : 書の美、紙面構成、用筆の正確さ、総合評価
パフォーマンス部門 : 所作の美、構成・演出、演技・身体表現、総合評価

第18回書道パフォーマンス甲子園 本戦出場21校が決定!
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■第18回大会成績上位5校と愛媛県立三島高等学校が万博大会へ出場

本年は、8月21日(木)に2025大阪・関西万博の会場内において、「書道パフォーマンス甲子園 in EXPO(EXPO大会)」を開催します。これは書道パフォーマンスが持つ「伝統的な美しさ」、「華やかさ」、「メッセージ力」により、地方創生SDGsの普及・啓発、持続可能なまちづくりを促進することを目的としています。なお、EXPO大会には、第18回大会で上位の成績を収めた5校と、書道パフォーマンス甲子園の開催地を代表して愛媛県立三島高等学校が出場します。

■同時開催イベントについて

同時開催イベントとして、今年も「かみのまちマルシェ」を開催します。
このマルシェでは、四国中央市の伝統産業である水引細工や、地域の特産品・飲食物など扱う33店舗が出店します。会場の内外で、四国中央市や愛媛県の魅力を大いに体感いただけます。

■「書道パフォーマンス甲子園」とは…

愛媛県四国中央市にある愛媛県立三島高等学校書道部が、「書道でまちを盛り上げたい!」との思いから、地域のイベントなどで大きな紙に音楽に合わせて歌詞などを揮毫していたことが注目を浴び、大会として「書道パフォーマンス甲子園」が始まりました。2008年の第1回は僅か3校の参加でしたが、本大会をモデルとした映画「書道ガールズ!!わたしたちの甲子園」が公開されるなどして、100校を超える応募がある大会へと成長しました。全国の高校書道部が「夢の舞台」として目指す大会です。

大会は、演技時間6分間の中で縦4m×横6mの巨大な用紙に向かい、音楽に合わせて様々なパフォーマンスをしながら自分たちの想いを揮毫します。書道パフォーマンスは、不断の努力とチームワークをもとに、書と演技の美しさを競う、まさに総合芸術です。

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■団体概要
団体名 : 書道パフォーマンス甲子園実行委員会
代表者 : 会長  大西 賢治
所在地 : 〒799-0497 愛媛県四国中央市三島宮川4-6-55
四国中央市教育委員会事務局 文化・スポーツ振興課
書道パフォーマンス甲子園振興室
U R L: https://www.city.shikokuchuo.ehime.jp/site/shodo-performance/