岸優太がAERAの表紙とインタビューに登場「仲間たちが自分を変えてくれた」/AERA8月21日発売

8月21日発売のAERA8月28日号の表紙には岸優太が登場。インタビューでは、初主演映画「Gメン」への思いや、映画のテーマでもある「仲間の大切さ」についてもたっぷり語っている。巻頭特集は「首都直下地震に備える」。今年は関東大震災から100年。首都直下地震や南海トラフ地震など、迫り来る巨大地震への備えや地震予知を巡る最前線など、多角的に特集している。京セラを一代で世界的な企業に成長させ、経営破綻した日本航空の再建にも尽力した稲盛和夫さんの逝去から1年。稲盛さんの著作はいまも売れ続け、若い経営者たちからも支持されている。なぜその言葉は響くのか、じっくり考える記事もある。「男脳・女脳」さようならと題した記事も。ジェンダーバイアスに縛られた言説が飛び交いますが、そこから解き放たれる必要性を訴えている。大好評連載「松下洸平 じゅうにんといろ」は、放送作家の高須光聖さんがゲストの最終回。ほかにも多彩な企画が詰まっている。

岸優太がAERAの表紙とインタビューに登場「仲間たちが自分を変えてくれた」/AERA8月21日発売
AERA8月21日発売(提供写真)

表紙&インタビュー:岸優太
表紙に登場する岸優太は、今回の映画について、初めての体験があり、新感覚を味わったと言い、「そんな映画は初めてだったので衝撃的でした」と話す。現場の空気や温度感を大事にして行われた撮影の様子が詳しくわかる。映画のテーマである「仲間の大切さ」や「本当の強さ」についても語った。「仲間たちが自分を変えてくれた」「仲間がいなかったら、今のこの僕はいない」と深い思いを岸さんらしい言葉で伝えている。本当の強さに及ぶ話では、回答に苦戦。「良い感じでまとめようとしたけど無理でした」と素直に語る姿に、現場が和んだ。撮影はもちろん蜷川実花。祝福の紙吹雪をイメージしたバックに岸さんの魅力が全開の写真となっている。


巻頭特集:首都直下地震に備える
今年の9月1日で、関東大震災から100年を迎える。一極集中が進んだ首都を大地震が襲うとどうなるのか、さまざまな専門家に取材。23区の6割が震度6強以上、江東区、江戸川区、荒川区では震度7が予想され、帰宅困難者は最大453万人に及ぶとされる。100年前と大きく違うのは、スマホや地下鉄など100年前にはなかったものがあること。それらは巨大地震にどう備えているのか、なども取材した。地震が起きた際に「在宅避難」するための安全点検や防災グッズの確認など、すぐに役立つ情報もある。さらには、地震予知の技術がどう進化しているのかも取材。「デジタルツイン」という手法が進んでいるそうですが、やはり予測には困難がつきまとうという貴重なインタビューもある。この機会に、大地震への備えについてじっくり考えてみてほしい。


稲盛和夫の言葉がいまも響く
1年前に逝去した稲盛和夫は、名経営者として名をはせた。思想家の頭で経営を実践し、わかりやすい言葉で表現したことは、後生に大きな影響を与えた。著書は2500万部超も読まれ、若手経営者などにもその言葉が響いている。「値決めは経営」「努力で平凡は非凡に変わる」など名言を振り返りながら、その言葉の秘密を探る。稲盛は生前に、本誌の「現代の肖像」にも登場。その記事がきっかけとなって「盛和塾ブラジル」が誕生したという秘話にも迫る。


「男脳・女脳」さようなら

女性は地図が読めず、男性は話を聞かない、などいまだに根強い「男性脳・女性脳」言説がある。しかし、そこに科学的根拠はない。専門家は、これらの差は「男女の脳の違いによるものではなく、教育や社会の環境が作り出したものだと考えられます」と言う。性差より個体差によるものなのに、根拠なき言説が広がることで対立やバイアスを生んでいる問題点を詳報する。


松下洸平 じゅうにんといろ
松下洸平がホストを務める対談連載は、放送作家の高須光聖をゲストに迎えた対談の最終回。「笑顔をつくる仕事」を手がける高須に、今後の夢などについてうかがう。仕事を巡るさまざまな話を続けてきた最後に、高須は松下さんがすごく自然体で、怖くない人でよかったです」と感想を述べ、松下も笑いに包まれた。そんな松下が高須をイメージした色とは?二人の撮り下ろし写真や自撮り写真とともに楽しんでほしい。

ほかにも、
・広島とパールハーバーが姉妹公園協定 原爆の正当化認めたことに
・藤井聡太 王位戦黒星で八冠への道のりは
・緑やアートのある居心地よい職場
・「さん付け文化」拡大中
・心を病むトランスジェンダーの子どもが増加
・AIに取って代わられた 全米で俳優と脚本家がスト
・向井康二が学ぶ 白熱カメラレッスン
・立石俊樹 ミュージカルを届ける幸せ
・武田砂鉄 今週のわだかまり
・ジェーン・スーの「先日、お目に掛かりまして」
・大宮エリーの東大ふたり同窓会 鳩山由紀夫ゲスト回を振り返り
・現代の肖像 永崎将利・Space BD社長

などの記事を掲載。

※発売日の8月21日(月)正午からは、公式ツイッター(@AERAnetjp)と公式インスタグラム(@aera_net)で、最新号の内容を紹介する「#アエライブ」を行います。ぜひこちらもチェックしてください。

AERA(アエラ)2023年8月28日号

定価:470円(本体427円+税10%)

発売日:2023年8月21日(月曜日)

https://www.amazon.co.jp/dp/B0CB61H6FS