ごみを拾って海をキレイにしよう!『スポGOMI甲子園2022・佐賀県大会』が開催!

15~18歳の高校生が2~3人1組のチームを結成し、制限時間60分の中で規定エリア内のごみを拾い、その質と量をポイントで競う『スポGOMI甲子園2022・佐賀県大会』が9月23日(金・祝)に開催されました。
このイベントは、日本財団が推進する海洋ごみ対策プロジェクト「海と日本プロジェクト・CHANGE FOR THE BLUE」の一環で開催するものです。

ごみを拾って海をキレイにしよう!『スポGOMI甲子園2022・佐賀県大会』が開催!
スポGOMI甲子園2022・佐賀県大会(提供画像)

■イベント概要
・開催概要:ごみ拾いとスポーツをかけ合わせたエコスポーツ、拾ったごみの質と量をポイントで競う大会
・日程:2022年9月23日(金・祝)10:00~12:00
・開催場所:唐津市 東の浜海浜公園
・参加人数:1チーム2~3名×20チーム=59名

 

■総勢20チームが参加
『スポGOMI甲子園』は、参加者が仲間と楽しみながらごみ拾いをすることで、町や海のごみ問題を自分ごと化してもらうことを目的に開催されました。開催地周辺の学校のみではなく、近隣市町の学校からも参加があり、総勢20チームが参加。ポイントの高いごみを狙うチームやとにかく量を稼ぐチームなど、それぞれのチームで作戦を考え競技に臨みました。競技中、燃えるごみかどうかや、ごみとして拾って良いかなど積極的に質問しながら熱心に取り組んでいた様子。結果、全チームで競技時間内に拾ったごみの量は約130kg。優勝チームは重量11.52kgのごみを拾い、ポイント2448.5ptを獲得し、2位のチームに約300ptの差をつけ20チームの頂点に輝きました。

 

■工夫を凝らしたオリジナルアイテム
スポGOMI甲子園では、参加チームが自作したオリジナルアイテムを1つ使用することができます。今大会でオリジナルアイテムを使用するチームは、総勢20チームのうち2チーム。1チームはそりのような形状で、集めたごみを運搬しやすいように地面との接地面を減らしたり、水に強い素材を使ったりと考え抜かれていた様子。もう1チームは、背負いかごのような形状で、ごみ袋を広げてかけられるためごみの集めやすさと運びやすさを意識して制作したようです。2チームそれぞれ工夫を凝らしてオリジナルアイテムを自作、活用してくれました。

ごみを拾って海をキレイにしよう!『スポGOMI甲子園2022・佐賀県大会』が開催!
スポGOMI甲子園2022・佐賀県大会(提供画像)

 

 

■参加した学生・学校教員からの声
<引率の学校教員>
・生徒たちにとって、ごみの問題を考える良いきっかけとなる。
・最近ボランティアの場が減っているので、このような機会は非常に刺激となる。

<参加チームの学生>
・意外とたくさんのごみがあることに驚いた。
・優勝できるように頑張ったが、優勝できずに悔しい。来年リベンジしたい。

 

■団体概要
団体名称:一般社団法人ソーシャルスポーツファウンデーション
URL:https://www.spogomi.or.jp/
活動内容:スポGOMI甲子園に関するイベントの開催、及び運営に必要な業務。

ごみを拾って海をキレイにしよう!『スポGOMI甲子園2022・佐賀県大会』が開催!
CHANGE FOR THE BLUE(提供画像)

CHANGE FOR THE BLUE
国民一人ひとりが海洋ごみの問題を自分ごと化し、”これ以上、海にごみを出さない”という社会全体の意識を向上させていくことを目標に、日本財団「海と日本プロジェクト」の一環として2018年11月から推進しているプロジェクトです。
産官学民からなるステークホルダーと連携して海洋ごみの削減モデルを作り、国内外に発信していきます。
https://uminohi.jp/umigomi/

 

ごみを拾って海をキレイにしよう!『スポGOMI甲子園2022・佐賀県大会』が開催!
日本財団「海と日本プロジェクト(提供画像)

日本財団「海と日本プロジェクト」
さまざまなかたちで日本人の暮らしを支え、時に心の安らぎやワクワク、ひらめきを与えてくれる海。そんな海で進行している環境の悪化などの現状を、子どもたちをはじめ全国の人が「自分ごと」としてとらえ、海を未来へ引き継ぐアクションの輪を広げていくため、オールジャパンで推進するプロジェクトです。
https://uminohi.jp/