vol.13 高校生の貯金事情って??

今を生きる人すべてにとって身近な存在でありながら、あまり知らない“オカネのハナシ”。高校生が分かりやすい視点から、税理士・水村先生が“オカネ”について教えます!

① 貯金の有無
vol.13 高校生の貯金事情って??
「現在、貯金をしていますか?」という質問に対して、「定期的にしている」と答えた高校生の割合は、男子で26.6%、女子で23.6%。さらに「不定期だがしている」と答えた高校生の割合は、男子で46.3%、女子で54.1%。「貯金をしている」と答えた高校生は、男女ともに7割強にのぼりました。では、貯金している金額はどのくらい、さらにどんな目的を持って貯金しているのでしょうか?

② 貯金金額
vol.13 高校生の貯金事情って??
「現在の貯金額について教えてください」という質問に対して、「1万円未満」が男子は全体で3番目に多く、女子は最も多い結果に。最も金額の高い選択肢である「31万円以上」という回答は、男子は最も多く18.0%、女子は3番目に多い13.7%という結果になりました。厚生労働省が行った、「2019年 国民生活基礎調査の概況」の「世帯主の年齢(10歳階級)別にみた1世帯当たり平均貯蓄額 」では、29歳以下の一世帯あたりの貯金平均額は179.8万円となっています。みなさんは自分の貯金額と比べてどう感じますか?

③ 貯金の目的
vol.13 高校生の貯金事情って??
「貯金の目的を教えてください」という質問に対し、最も多かった答えは男女ともに「将来のため」。将来を見据えて貯金をしている高校生が半数近くいる一方、「具体的な目的はない」と答えた高校生も約3割にのぼりました。具体的な目的はなかったとしても、大学生や社会人になると交際費も増え、一人暮らしをする際などには、一気に多額のお金が必要になることもあります。みなさんも、これをキッカケに、貯金のことについて改めて考えてみてはいかがでしょうか?




気になるけどなかなか聞けない オカネのハナシ