YTJ learning ためになる雑学 2018年6月号

知っていると、ちょっとはためになる雑学。6月といえば梅雨到来の季節。この時期に私達を煩わせる雨を始め、天気にまつわる雑学を紹介します。

雨は「涙型」ではなく「饅頭型」!
梅雨と言えば雨。雨粒の形と言われると、上部が尖って下部が丸い「涙型」をイメージしませんか? 絵などで雨を表現する時も涙型で描いたりしますよね。しかし実際の雨粒は「涙型」ではなく、丸の底が潰れたような「饅頭型」なのだそうです。本来水滴は、表面をできるだけ小さくしようとする性質“表面張力”によって球体になります。しかし、雨の落下速度は秒速4m~9mもあるため、底が潰れた形になるようです。さらに、この形は雨の性質によっても変わるのだとか。秒速4m程度の雨は比較的球体に近く、秒速9mの雨になると底が潰れたような「饅頭型」になるそうです。
夕焼けが綺麗に見えると翌日は晴天?
翌日の天気を予測する言い伝えで有名なものの一つに、「夕焼けが綺麗に見えると翌日は晴天」というものがあります。日本は偏西風の影響により、雲は西から東に流れるため、天気も西から変わることが多いのだとか。太陽が沈む西側に雲があれば、太陽の光が届かないので夕焼けになりづらく、逆に雲がなければ太陽の光が届いて綺麗な夕焼けになるのです。そのため、雲が邪魔せずに夕焼けが綺麗に見える時は、その時から明日にかけてやってくる雲が少ないと言えるため、翌日の天気を晴天と予測することができるのです。また、これを逆に取り、「朝焼けが綺麗に見える日は雨になる」という予測の仕方もあるそうです。
「快晴」、「晴れ」、「晴天」の違い
晴れていることを表す言葉として「快晴」、「晴れ」、「晴天」などがあります。この3つの言葉、違いはあるのでしょうか。気象庁が天気予報で用いる用語として、「快晴」は雲量が1以下の状態、「晴れ」は雲量が2以上8以下の状態とあります。さらに「晴天」に関しては用例としての説明はなく、気象庁が正式に使用している言葉ではないようです。ちなみに雲量とは雲の割合のこと。日本の雲量は、0~10の11段階に雲量不明を加えた12段階で表します。このことから、「快晴」は雲がない状態、「晴れ」は雲が点在している状態を指します。「晴天」という言葉は「快晴」、「晴れ」の気象用語ではない言葉という考え方ができるのです。
晴天の中の雨「天気雨」の理由
空は晴れているのに雨は降っている現象「天気雨」。この「天気雨」が降る理由は大きく分けて3つ。1つ目は、雨を降らした雲が消えたため。雲の中でできた雨は、空から地面に落ちるまでに長い時間がかかります。その途中で、雨を降らせた雲が風に流されて消えると、地上に雨が落ちた時にはもう太陽が出ているのです。2つ目は、流された雨が降るため。これは他の場所でできた雨粒が強い風に流され、太陽の出ている場所で地上に落ちてくる現象です。3つ目は、雨を降らせた雲が小さくて見えないため。小さな雲なので、当然その周りには太陽が出ていることから、晴れていても雨が降るという現象が起きるのです。