YTJ learning ためになる雑学 2018年5月号

知っているとちょっとはためになる、雑学・豆知識を紹介します。5月といえば気候も良く、絶好の行楽シーズン! 行楽には欠かせない乗り物にまつわる雑学を紹介します。

左ハンドルのアメリカにある右ハンドルの車
日本の車道は左車線。そのため日本製の車は右ハンドルで作られています。しかし世界の約70%の国は右車線の左ハンドルと言われており、アメリカも左ハンドルの国の一つ。そんなアメリカに唯一右ハンドルの車があることをご存知でしょうか。その車とは郵便配達に使用される車。右車線のアメリカでは、家などの建物は走行方向に対して右側に建てられます。そのため右ハンドルの車であれば、運転席に座ったまま道路脇にある郵便受けに、郵便物を入れることができるのです。左ハンドルが過半数を占めるなか、仕事の効率化を図った結果、右ハンドルの郵便配達車が作り出されたのです。
JRの正式名称に隠された漢字の秘密
通学の際に使用する人も多い電車。日本で最も利用者が多い鉄道としてJRが挙げられます。そんなJRの正式名称を見たことはありますか? 実はこのJRの正式名称として使用されている「鉄道」の「鉄」の字、「金」に「失」ではなく、「金」に「矢」となっているのです! 通常の「鉄」は「金を失う」と書きます。この字だと縁起が悪いと言うこともあり、「失」の部分を「矢」に変えたのだとか。また、「金が矢のように真っすぐに入ってくる」という意味が込められているとも言われています。日本を代表する鉄道会社JRの正式名称には、電車に込められた大事な意味が込められていたというわけです。
飛行機の滑走路には勾配があった!
海外旅行などには欠かせない飛行機。実は飛行機の滑走路は平らではなく、両サイドから中央にかけて盛り上がり、勾配がつけられているのです。飛行機は離陸する際のスピードがおよそ200キロ前後と高速なため、雨の日に走行すると、タイヤと路面の間に雨水が入り込み、ブレーキが利かなくなることがあります。そのため勾配を作り水はけをよくしているのです。またこの現象を防ぐために、路面には幅、深さが6ミリの小さな溝が刻まれており、この溝を32ミリ間隔で刻むことで、雨が降った時のタイヤと路面の間の水抜きを助けているのだとか。今度飛行機に乗る時は滑走路を注意して見てみるといいかもしれませんね。
大型船の底が赤く塗られている理由
旅行の一つの交通手段として船が挙げられます。豪華客船などの船を想像した時に、船の下の部分が赤く染められている印象はありませんか? これはデザインではなく、赤く塗らなければいけない理由があるからなのだとか。船は、港に泊めている時に「カキ」などの付着物が付いてしまいます。付着物が増えるとスピードが落ちてしまいますよね。これらを防ぐためには付着するものたちが嫌がる成分「亜酸化銅」を使用します。実はこの「亜酸化銅」こそが、船底に塗られている赤い色の正体だったのです! 「亜酸化銅」の効果が続くのは2年程のため、定期的に塗り替えられているそうです。