ミオヤマザキ

SNSを中心に話題を呼んでいる4人組バンド・ミオヤマザキ。女性の「陰」を描いた歌詞が共感を呼び、女子中高生の代弁者としてカリスマ的存在になっているミオヤマザキに迫ります。

▶▶▶女子高生記者クラブの、きらり・優苺がミオヤマザキに直撃インタビュー!!
―感情を包み隠さないストレートな歌詞に衝撃を受けたのですが、思っていてもなかなか言えないことを表現されているのはどうしてですか?
mio:例えば学校とかでも、本当は誰でも自分で思っていることがあるのに、「〇〇ちゃんはこう言ったら嫌がるだろうな」とかって考えて本当のことを言えない子が多いんじゃないかなと思っていて。そうやって我慢していると、みんなちょっとずつイライラが溜まっていって、それがイジメに繋がったりするんじゃないかなと思っていたんです。だけど私は、思ったことを言って嫌われた方が、我慢して仲良くなるよりもかっこいいんじゃないかなって思うんですよね。だから別に思ったことを言っても良いと思うんです。だけど発言したり、曲として発信していくということはそこに責任が伴ってくるから、自分自身にも嘘をつかないという想いも込めているのかなと思います。

―女子中高生の代弁者とも言える歌詞に心の底から共感をするのですが、普段はどのように女子の気持ちを汲み取っているのですか?
mio:ウチのファンの子は結構若い子が多くて、ファンの子とのやり取りは主にTwitterが多いです。そこで直接意見を言ってもらったりとか、思っていることを伝えてくれて、それを聞くと「私もそう思うことがあるな」とか「私もそういう経験したことがあるな」って思うことが多くて。そうすると「私の思っていたことは独りよがりじゃなかったんだな」って逆に安心させられるというか、助けられている部分があります。たぶん世の中の女の子がみんな愛されていて幸せだったら、ウチらの曲なんて全然共感されないんじゃないかなって思います(笑)。

―『メンヘラ』という曲がありますが、どうして“メンヘラ”を題材にしようと思ったのですか?
mio:ミオヤマザキで最初にできた曲が『メンヘラ』なんですけど、どんな曲を書いていこうかって話をした時に、「mioが思っていることをそのまま素直に書いてみたら?」ってメンバーから言われて。それで恋愛のこととかで思っていることを書いたら、それが俗に世の中で言う“メンヘラ”に当てはまっちゃっただけなんですけど。
taka:「その思っていることを書いてみ」って言ったのが全ての始まりなんですけど、できあがった歌詞を見たら「やっちまったな」っていう感じもありましたけどね(笑)。
mio:意外に女の子たちが「共感します」って言ってくれたので、もしかしたら世の中の女の子たちはメンヘラが多いのかもしれないって気づいた感じですね。

―さまざまな楽曲を通してどんなことを届けていきたいですか?
mio:最初の頃は刺激的な歌詞を歌っていたんですけど、最近は私達の音とか使っている言葉で「救われました」って言ってくれる人が増えたらいいなと思っています。“独りになること”と“独りになっちゃうこと”って全然違うじゃないですか。私は“独りになること”は嫌いじゃないけど、“独りになっちゃう”人が世の中からいなくなればいいなと思っていて。そういう人達の救いになれたり、「明日も頑張ろう」って思ってもらえればいいなと最近は思っています。

―ライヴで大切にしていることは何ですか?
mio:私達はライヴのことを“スレ”って呼んでいるんですけど、自分が思っていることを唯一面と向かって発信できる場所だと思っています。Twitterでもファンとやり取りをして言いたいことを言えているけど、やっぱり目を見て喋ったり、想いを通わせたいと思っているから、すごく大切な場所で。ただそれが私だけではなくて、来てくれている人たちみんなが、思っていることを発散できる場所になれたらいいなと思ってやっています。
taka:ヘドバンをしたり結構激しいこととかもするんですけど、スレの見方は自由ですというのがウチのスタイルです。騒いでいてもいいし、後ろで口開けて観ていてもいいし。ただ、mioは最初は「好きに楽しんでください」って言うんですけど、どこか変なスイッチが入ると「全員やれ!」って言い始める(笑)。
mio:でもたぶん周りを見ていたら、ヘドバンをやったことがない人でも「やってみよう」ってなると思う。でもやらなくても全然大丈夫(笑)。一人で来る子が多いから、そこで出会って友達になる子もいるし、自由です。

Vocal・mio、Guitar・takaに一問一答!
ミオヤマザキの素顔に迫るべくプライベートな質問をぶつけてみました

Q1.高校時代、熱中していたことは?
mio:部活
バレーボール部でポジションはアタッカーでした。
taka:部活
軽音部で高校時代から曲を作っていました。
Q2.お互いを動物に例えると?
mio→taka:犬
従順です。たまに噛みついてくるけど(笑)。
taka→mio:猫
とにかく気ままなところが猫ですね。
Q3.今までで一番影響を受けたアーティストは?
mio:DREAMS COME TRUE
ロックではなくJ-POPをずっと聴いていました。
taka:ボン・ジョヴィ
音楽を始めたキッカケもボン・ジョヴィです。
Q4.これがないと生きていけないものは?
mio:スマートフォン
セットでWi-fiもないと生きていけません(笑)。
taka:マヨネーズ
マヨラーなので何にでもかけます。
Q5.毎日欠かさずにすることは?
mio:Twitterを見る
ファンのアカウントまで飛んで内容を見ています(笑)。
taka:YouTubeを見る
お笑い系の動画を見てずっと笑っています。
Q6.これだけは他人に負けないことは?
mio:負けず嫌いなところ
“悔しい”という気持ちでここまできました。
taka:曲作り
5分で1曲あげられる自信があります!

YTJ読者の高校生がミオヤマザキをレビュー!

刺激的な歌詞に衝撃を受けました。「思っていることをここまでさらけ出していいの!?」と心配になるくらい……(笑)。そのなかには普段自分が思っていることもたくさん出てくるので、グサグサと胸に刺さりました。
ゆみな(高3)
自分の心の中を見られている気分になります……! 自分自身をさらけ出すことがこんなにかっこいいのかと思わせてくれました。このような曲をたくさん生み出すミオさんの頭の中を見てみたいです。
れな(高2)
今まで“メンヘラ”という言葉は聞いたことがある程度で、意味をあまり知りませんでしたが、ミオヤマザキの曲をたくさん聴いて、“メンヘラ”の意味を知ることができました!
なつ(高1)
ただ激しい曲を歌っているだけだと思っていましたが、歌が上手でびっくりしました。心にスッと入ってくるかっこいい歌声が耳に残ります。ずっと聴き続けていたい歌声だなと思いました。
かんな(高3)
激しい楽器に乗った激しいヴォーカルの声がとにかくかっこいいです。頭に残る曲が多く、思わず口ずさんでしまいます。一人で聴いていてもノリノリになれるので、実際にライヴなどで聴いてみたいと思いました!
ななみ(高3)
PVがどれも分かりやすくてかっこいいものばかりです! 激しい曲だけだと思っていたのですが、とても深い歌詞で静かに聴ける曲もあるので、気分によって聴き分けるのも楽しいなと思いました。
もえ(高3)

LIVE
ミオフェス2018
【チケット料金】¥3,930
※整理番号付・ドリンク別
※4枚まで

●2018.5.17(木)
BIGCAT(大阪府)
[共演]R指定 / 大阪☆春夏秋冬
●2018.5.18(金)
エレクトリック・レディ・ランド(愛知県)
[共演]Xmas Eileen / ASH DA HERO
●2018.5.24(木)
仙台 Darwin(宮城県)
[共演] WHITE JAM / phatmans after school
●2018.5.31(木)
LIQUIDROOM(東京都)
[共演]空想委員会 / Hello Sleepwalkers
●2018.6.19(火)
LIQUIDROOM(東京都)
[共演]DaizyStripper / VALSHE / ベイビーレイズJAPAN
●2018.6.22(金)
TSUTAYA O-EAST(東京都)
[共演]たこやきレインボー / RAB / R指定
2018.6.27(水)
DRUM Be-1(福岡県)
[共演]KOKI / 夢みるアドレセンス
2018.6.29(金)
広島クラブクアトロ(広島県)
[共演]まなみのりさ / バンドじゃないもん!
2018.6.30(土)
IMAGE(岡山県)
[共演]FEST VAINQUEUR / 0.1gの誤算

ミオヤマザキ「THE SHOW」

2018.7.16(月)
神奈川県 パシフィコ横浜国立大ホール
【チケット料金】
一般:¥5,000(tax in)
学割:¥1,000(tax in)
※年齢確認ができる証明書(学生証/保険証/免許証/パスポート等)必須

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