YTJ learning ためになる雑学 2017年7・8月号

知っているとちょっとはためになる、雑学・豆知識を紹介します。

海の水が青く見えるのは
太陽の光の性質

夏といえば青い海! しかし、実際に身の周りで見る水は透明ですよね。ではなぜ海は青色なのでしょう。その理由は太陽の光にありました。太陽といえば絵で表現する時、赤や黄色などを使用することが多いですが、そもそも太陽は赤や黄色のような単色ではなく、さまざまな色が含まれています。その太陽が水面に当たると、青以外の色は海水に吸収され目に見えなくなりますが、青色の光だけは吸収されずに深海まで進んでいくため海水は青色となって私たちの目に届きます。また、空の青色を海が反射しているというのも、海が青く見える理由の一つ。快晴の時の海は、海がより一層青く見えますよね。
花火を盛り上げる
あの音の正体

夏の風物詩の一つ、花火。“ヒュ~”と上がり“ドンッ”と打ち上がるあの音だけでも夏を感じることができますよね。この“ヒュ~”という音、花火玉が空気を切り裂く音かと思っている人も多いのではないでしょうか。実はこれ、花火玉に付けられた「笛」の音でした。花火を開花させる際、音を出すために花火本体と同時に、「曲導(きょくどう)」という付加物を打ち上げます。そのなかで上昇中に“ヒュ~”という音を出すのがこの「笛」。花火が開花する際の“ドンッ”という音もこの「曲導(きょくどう)」の一つ。花火を彩るあの音は、観る人の期待を高めるためにつけられた効果音だったのです。
蚊取り線香が
渦巻き状になった理由

日本の夏に欠かせない蚊取り線香が開発されたのは1890年。大日本除虫菊(金鳥ブランドの会社)の創始者、上山栄一郎氏が「金鳥香」という棒状の蚊取り線香を開発しました。しかし棒状は折れやすく、線香の効果は1時間程度だったそうです。当時、疫病が蔓延し、蚊やノミに悩まされている人々を救いたいと考えていた英一郎氏は長時間効果のある蚊取り線香を作りたいと強く願っていました。その時、妻が「渦巻き状にすればいい」と提案。試行錯誤を繰り返した結果、1902年に渦巻き状の蚊取り線香が発売されました。その長さは約75cmにもなり、人間の平均睡眠時間である7時間燃え続けるまでになったのです。
ラムネのガラス玉は
“ビー玉”ではなかった!

暑い日に飲みたくなるラムネ。ラムネの瓶といえばガラスの玉が入っていますよね。実はあのガラス玉、ビー玉ではなく“エー玉”と呼ばれるものなのです。ラムネに入っているガラス玉は炭酸の圧力で入り口を塞いで蓋になっています。炭酸や液体が抜けないようにする役割のため、綺麗な円形のものでなければなりません。そのラムネに入れるための基準を満たしたものを“エー玉”、それ以外を“ビー玉”としていました。その“ビー玉”を捨ててしまうのはもったいないとなり、駄菓子屋などで販売されるようになったため、一般的にガラス玉といえば“ビー玉”という名前で知られるようになったというわけです。