Spotlight VOL.14 加藤学園高等学校(静岡県) 応援団部

第14回目のSpotlightは加藤学園高等学校の「応援団」です。高校野球のスタンド席などで、お揃いの学ランを身にまとい、大きい太鼓に大迫力の声を響かせている印象が強い応援団。たくさんの人へ熱いエールを送り続ける活動を通して、熱く爽やかな青春を送る高校生の様子をお届けします。

応援団って?
高校や大学等の学校内で、生徒や学生等で組織されている一団。高六大学の応援を基本としており、そこから各校でアレンジされたものが披露されます。主な活動は高校野球の応援。太鼓が指揮を取り、歌唱、拍手、形で応援を行います。現在は各校の応援を披露する『応援団フェスティバル』等も開催され、日ごろの練習の成果を披露する場も増えています。
通称“腹筋校歌”。肩を上げて両足を直角に曲げた状態で、校歌を歌います。人数の回数校歌を歌うので、この練習では7回校歌を熱唱。やればやるほど足の位置が安定するのだとか。
その場で先輩が後輩にアドバイス。腕の角度から細かい動きまで、実際にやって見せて形を固めていくようです。振り付けはこのように代々受け継がれていきます。


―応援団に入ったキッカケを教えてください。
関本:入学してすぐに2個上の先輩に誘われて応援団の見学に行ったんです。その時はそれで終わったのですが、同学年の友達にも「一緒に応援団に入ろう!」と誘われてもう一度見学に行ったら面白そうだなと感じたので、そのまま勢いで入りました。
宮崎:私も応援団に入る気は全然なかったんですけど、先輩から「話だけでもいいから!」って誘われて、お話を聞いたらすごく楽しそうだしかっこいいなと思ったので入りました。

―団長と副団長はどのように決めるのですか?
関本:1つ上の先輩が部室に集まって話をして決めています。長い時だと6時間くらいかかるらしいです。発表は、正座をして後ろに組んだ手の上にそれぞれの役職の腕章が置かれるんです。ずっと団長になりたいという想いはあったのですが、いざ腕章を受け取った時は足がガクガクでした(笑)。
宮崎:私は最初掌に虫が当たったのかなと思いました(笑)。腕章だと分かった時は手が震えたまま受け取りました。

―応援団の魅力を教えてください。
関本:ずっと練習してきたものを本番で披露したときの達成感です。団長は一番前にいて後ろの団員の様子が見えないので、成功したかどうかはお客さんの拍手とか歓声で感じるんです。だから拍手や歓声が一気に上がったときは「やった!」って思います。
宮崎:確かに拍手をもらえるか、もらえないかで気分は全然違います。あとはやっぱりみんなで一緒に練習を頑張って、一緒に喜びを味わえるというのが応援団の魅力だと思います。

―応援団の活動のなかで一番印象に残っていることを教えてください。
関本:1年生の最初の文化祭の発表です。僕たち1年生は後ろで拍手の参加だったんですけど、先輩たちの発表がすごくかっこよくて感動しました。そこからグイグイ応援団にのめり込んでいきました。
宮崎:文化祭もそうなんですけど、私は応援団フェスティバルに初めて立った時ですかね。たくさんの一般の方に観ていただけるのが初めてだったので、舞台に立って観客を見た瞬間に「うわっ、人多い!」ってなりました(笑)。緊張というよりも「すごい!」って気持ちの方が勝ちましたね。
関本:「やるしかない!」みたいな感じでそこからスイッチが入ったよね。

―応援団としての今後の目標を教えてください。
関本:野球部と一緒に甲子園に行きたいです! あとは応援団フェスティバルを成功させること。勝ち負けはないんですけど、一番の発表をしたいです。
宮崎:どの学校よりも拍手をもらいます!!

応援をする際の学ラン。左から団長、旗手長、団員、鼓手長で丈の長さが違います。団長、旗手長、鼓手長の学ランは代々引き継ぐのだとか。
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旗手長が持つ団旗。とても神聖なもので、団旗が地面に付くのは絶対にNG。重さは20kgほどあり、風量などによっては何倍もの重さに感じるそうです。
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鼓手長が叩く太鼓。応援の指揮となるため、リズムを崩さないことが非常に大切です。太鼓のリズムなどは先代の鼓手長から受け継がれます。