YTJ learning ためになる雑学

知っているとちょっとはためになる、雑学・豆知識を紹介します。

世界各地の“満月の模様”の見方
9月といえば十五夜。秋には空気の水分量や月の高さがベストな状態になるため、綺麗な月を見ることができます。みなさんは小さい頃「満月はうさぎが餅つきをしている模様に見える」という話を聞いたことがありませんか? 実はこの“満月の模様”の例えは海外にもあり地域によって異なります。東ヨーロッパでは「女性の横顔」、南ヨーロッパでは「カニ」、北ヨーロッパでは「本を読むおばあさん」とヨーロッパだけでも様々な捉え方をされているのです。さらにアラビアでは「ライオン」、ドイツでは「薪をかつぐ男」と、各地方の月にまつわる神話やその国民性からいろいろな“満月の模様”の見方があるようです。
虫の声を“声”として認識している2つの民族
鈴虫やコオロギなど秋の風物詩である虫の声。実はこの虫の鳴き声を“声”として認識しているのは、世界で日本人とポリネシア人のみなのです。日本語とポリネシア語は母音を中心としている世界的に珍しい言語であり、母音も子音も区別せずに左脳で処理しますが、それ以外の人々はまず母音を右脳で雑音として受け止めてから、子音を左脳で言語として処理します。そのことからほとんどの民族は虫の声を感覚脳である右脳で認識するため「雑音」として捉え、日本人とポリネシア人は虫の声を言語脳である左脳で認識するため「言語」として認識しているということです。
「春分の日」「秋分の日」の月日は毎年変わる
年間16日制定されている国民の休日。これらはあらかじめ月日が決まっていますが、「春分の日」「秋分の日」は月日が決まっていないのをご存知でしたか? 内閣府が公開している「国民の祝日に関する法律」でも、「春分の日」と「秋分の日」はそれぞれ「春分日」、「秋分日」と記載され月日は伏せられています。この2つの国民の休日は国立天文台が作成している「暦象年表」に基づいて翌年の「春分の日」「秋分の日」が閣議決定され、その日付が載った「暦要項」が毎年2月の第一平日に発行される官報に公表されることで正式決定となります。これらには1年がきっちり365日ではないことなどが関わっているそうです。
敬老の日が制定されるまで
毎年9月の第3月曜日に制定されている敬老の日。「多年にわたり社会につくしてきた老人を敬愛し、長寿を祝う日」とされている敬老の日は、兵庫県多可郡野間谷村で行われていた「としよりの日」が始まりとされています。もともとこの「としよりの日」には「老人を大切にし、お年寄りの知恵を借りて村づくりをしよう!」と敬老会を開いていました。この慣習は1950年から兵庫県全体で行われるようになり、徐々に全国に広がっていったのです。その後「としより」という表現はあまり好ましくないということで1964年に「老人の日」として改称。翌年1965年には9月の第3土曜日を「敬老の日」とする国民の祝日が制定されたのです。