『また、会えたね!ジブリパークSP』石田ゆり子はじめての“大さんぽ”

『また、会えたね!ジブリパークSP』石田ゆり子はじめての“大さんぽ”
© Studio Ghibli 
© 東海テレビ

俳優として歩んだ記憶と、職人たちの思いにふれる物語

毎週月曜夜に放送しているミニ番組「また、会えたね!ジブリパーク」が、スペシャル番組として放送される。今回は多くのジブリ作品に参加する石田ゆり子が、ジブリパークを“はじめて”訪れ、作り手たちの思いに触れながら“さんぽ”します。

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「映画の中に迷い込んだみたい」初めてのジブリパークで第一声

愛知県長久手市の愛・地球博記念公園内にあるジブリパーク。
石田さんは「なんて広大な…というのが第一印象です。」「映画の中に迷い込んだような体験ができそう」と語りました。石田さんはこれまで、『もののけ姫』、『平成狸合戦ぽんぽこ』、『コクリコ坂から』で声の出演をしました。今回は“見る側”としてジブリパークを楽しみました。

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キキの部屋でよみがえる、13歳の自分 「何度見ても泣いてしまう」

「魔女の谷」では、映画『魔女の宅急便』に登場する「グーチョキパン屋」の石窯をのぞき、実際にそこで販売されているパンを味わいました。
主人公のキキが魔女の修行に旅立つ前まで暮らした「オキノ邸」では、「13歳って、こういうものが大好きでした」と、少女時代の自分を重ねる石田さん。
作品について「魔女だからじゃなく、一人の女の子が壁にぶつかって成長していく話。女性なら誰でも共感すると思います。何度見ても泣いてしまう」と、その魅力を語りました。

「“完璧じゃない”から生きている」 職人たちの哲学

番組では、空間づくりを担う職人やデザイナーの声にも迫ります。「ハウルの城」の内部を手掛けたデザイナーは、「ファンタジーだけど、実写のリアルを目指した」と明かします。

「今、たまたま人が外出しているだけ。そう思える空気感を大切にした」

家具の配置、汚れ、蜘蛛の巣――
“完璧じゃない”からこそ、城は生きている。

石田さんも「物があるのは、その人の歴史。完璧じゃないから生きている」と共感しました。

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サンとして生きた時間 「幸せな一生忘れられない経験でした」

「もののけの里」に立つと、石田さんの表情は自然と引き締まりました。『もののけ姫』で演じたサンは、石田さんにとって忘れられない役です。

「27歳で突然、大役を頂いた。幸せな反面、自分はなんてダメなんだと思い知った」
人間でも山犬でもない、サンという存在。短いセリフの中で複雑な感情を表現する難しさ。宮﨑駿監督から求められた“死を特別にしない感覚”。

「わからなくなって、苦しくて、でも、それはすごく幸せな一生忘れられない経験でした」

その言葉には、俳優としての葛藤と誇りがにじみます。

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触れたくなるタイルの秘密 人の感覚に寄り添う、タイル職人の仕事

巨大な施設の中に”ジブリ”がぎゅっとつめこまれている「ジブリの大倉庫」圧巻は144色、約20万枚という中央階段のタイル。多くの来園者が、思わず手で触れてみます。
タイル職人は、「尖っていそうで、触ると意外と滑らか。その裏切りが、人を引き寄せる」と語ります。「10分座ると、次の人に温もりが残る。それも計算しています」

冷たいはずの素材なのに、どこか人の温もりがある――

石田さんもタイルに触れ、「愛でたくなる」と微笑みます。

「パズーが好き!理想のタイプです!」

ジブリのなりきり名場面展で『天空の城ラピュタ』の展示に足を止めた石田さん、思わずこう語り始めました。
「パズーが好きなんです。理想のタイプです」「勇敢で、優しくて、理屈より先に行動する」
「ちゃんと行動で守ってくれる。もう、みんな好きですよね」

そう語る表情には、どこか照れたような笑顔も浮かんでいました。

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ジブリ作品は「信頼できる」 小さな命を、決して見捨てない世界

続いて石田さんが強く惹きつけられたのが、ロボット兵の展示でした。
「ロボット兵が小さな動物を肩に乗せて、お花を供えに来る場面があるじゃないですか。あれが本当に好きで…優しいんですよね」
そして、宮﨑駿監督作品全体に通じる魅力として、こう続けました。
「宮﨑さんの作品って、必ず小さい動物が出てきて、それを絶対に見捨てない。そこで“この人の物語は信頼できる”って思いました」
ロボット兵という“無機質な存在”にすら、命へのまなざしと祈りが宿っている――
その感覚こそが、長年石田さんを惹きつけてきたジブリの魅力だといいます。

「日常の延長線上にある芸術」 石田ゆり子さんが感じたジブリパーク

その他、「どんどこ森」のサツキとメイの家、「青春の丘」の地球屋など、ジブリパークを丸一日かけて満喫。番組の最後、石田さんは宮﨑駿監督に宛てて手紙を書きます。
そこに込められたのは、長年作品とともに生きてきた一人の表現者としての、まっすぐな感謝の思いでした。

【石田ゆり子さんコメント】

「大人っぽいところだと思いました。もちろん小さなお子さんが来ても楽しいと思いますが、大人が散歩しながらジブリの世界を探索するというすごく贅沢な時間だと思いました。」
「派手なアトラクションがあるわけではないですが、それが私はすごくいいなって。」
「日常の延長線上にこんなに素晴らしい芸術、アートがこんなにたくさんあって、見て周るのに1日ではとても時間が足りないと思いました。」
「全部触れるとか、引き出しも開けていいとか、日本にあまりないタイプの展示だと思います。」
「すごく素晴らしい。本当にジブリって素晴らしい。」

■ナレーションを担当するのは俳優・清野菜名さん

『また、会えたね!ジブリパークSP』石田ゆり子はじめての“大さんぽ”
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2025年4月にスタートした「また、会えたね!ジブリパーク」でナレーションを担当するのは愛知県出身の清野菜名さん。毎週月曜の午後9時54分からの放送では、「また、会えたね!ジブリパーク」のタイトルコールが東海地方のジブリファンの間で定着しつつあります。

■番組概要
■タイトル
『また、会えたね!ジブリパーク 石田ゆり子はじめての大さんぽ』
■放送日時
2026年1月11日(日)12:30~13:30放送 (東海ローカル)
■出演者
石田ゆり子
■ナレーター
清野菜名
■スタッフ
プロデューサー: 伏原健之 (東海テレビ) 戸谷泰治 (東海テレビプロダクション)
ディレクター: 近藤晴彦 佐々木美紅 (東海テレビプロダクション)
音楽:川崎良介
■制作著作 東海テレビ
『また、会えたね!ジブリパーク』 毎週月曜 21:54~ 東海テレビにて放送
ナレーション:清野菜名
番組HP:https://tk.tokai-tv.com/bangumi/news_program/weeklyghiblipark/