
被爆80年8月9日、平和祈念マッチに福山雅治が登場
サポーターによる「クスノキ-500年の風に吹かれて-」の合唱とともに、平和への祈りを長崎から届けた
2025年8月9日、V・ファーレン長崎のホームスタジアム「PEACE STADIUM Connected by SoftBank」は、単なるサッカーの試合会場ではなく、平和への強いメッセージを発信する祈りの場となりました。
被爆地長崎のクラブとして平和の尊さを発信し続けるV・ファーレン長崎は、毎年この時期に「平和祈念マッチ」を開催しており、サポーターによる福山雅治さんの楽曲「クスノキ」の合唱は、恒例の光景となっています。
今年は被爆80年という大きな節目。その特別な年に、長崎スタジアムシティのクリエイティブプロデューサーでもある福山雅治さんご本人がサプライズで登場し、力強い平和へのメッセージを発信しました。この企画は、クラブとサポーターが長年紡いできた平和への想いに福山さんが加わり、三者が一体となることで、そのメッセージをより広く、長崎から世界へ届けたいという願いから実現したものです。
福山さんの登場は、ここ長崎スタジアムシティが、人々が集い、笑顔が生まれ、そして平和を未来へ繋ぐ拠点となっていくことを象徴する出来事となりました。
サポーターによる「クスノキ-500年の風に吹かれて-」歌唱
平和祈念マッチの試合前、約17,000人を超えるサポーターにより、福山雅治さんが今年新たに編曲した「クスノキ-500年の風に吹かれて‐」の大合唱が行われました

サプライズで、福山雅治さんが登場!サポーターの大きな歓声がサッカースタジアムに響き渡り、福山雅治さんからの平和のメッセージを届けました
その感動が消えやらぬ中、ピッチ上に福山さんご本人がサプライズで登場。長崎スタジアムシティのクリエイティブプロデューサーでもある福山さんの登場に、スタジアムは驚きと大きな歓声に包まれました。

「スポーツというのは平和の祭典、平和の象徴だと思っています。こうやって今日、スポーツで存分に戦える、サッカーが開催できる、今この瞬間こそが平和な1日だと言えると思っています。その平和をつくり上げてくださっているのは、我々のお父様、お母様、おじいちゃん、おばあちゃん、さまざまな命が繋がって今ここにいる。そして、有事ではなく平時と言える、サッカーが開催できるこの日に繋がっているのだと実感しています。サポーター、選手、運営スタッフの皆様のおかげです。今日という一日を思いっきり楽しみましょう。」
V・ファーレン長崎キャプテン 山口蛍選手による平和宣言
そして、V・ファーレン長崎・北海道コンサドーレ札幌の両選手がピッチに登場。会場全体での黙祷、V・ファーレン長崎 キャプテン 山口蛍選手が平和宣言を行いました。
「我々、V・ファーレン長崎はサッカーを通して平和の大切さを世界に広げていく使命があります。このピーススタジアムのピッチから、世界へ平和の祈りが届くことを願い、正々道々、戦い続けることを誓います。
後日、YouTubeでも本イベントに関する動画公開を予定しています。ぜひ、ご覧ください。