【大和高田市立高田商業高等学校】あらゆる角度から“まちづくり”に携わる、大和高田市立高田商業高校の“まち部。”

全国の高校生の活動をお伝えする“全国高校生NEWS”。第52回は、学校の所在地・大和高田市のために あらゆる角度から“まちづくり”に携わる、大和高田市立高田商業高校の“まち部。”です。

【大和高田市立高田商業高等学校】高あらゆる角度から“まちづくり”に携わる、大和高田市立高田商業高校の“まち部。”

◆高校生のチャレンジで繋がれていく地域の発展

「地元を盛り上げたい」、「街ともっと関わりたい」。そんな想いで設立されたのが、奈良県大和高田市にある大和高田市立高田商業高校の“まち部。”です。

“まち部。”の活動が校内外から注目され始めたのは、設立から2年が経った2019年のこと。高田商業高校には、上級生が新入生にすき焼きをふるまう伝統行事“すき焼きパーティー”があります。“まち部。”はこのすき焼きに着目し、レトルトのすき焼きを開発。この活動が“まち部。”の活動を加速させ、街づくりに関するさまざまな企画の展開へと繋がります。

今年の4月には、レトルトのすき焼きを使用したピザ、その名も『すきぴ』を開発。この商品は、大手宅配ピザチェーン・ピザーラとの共同開発で作られました。“まち部。”の活動は班にわかれて行われており、『すきぴ』を開発したのは“すきぴ隊”チームの4名。既存商品のレトルトのすき焼きと何かを掛け合わせた新商品を作りたいという想いから始まったもので、生徒が自らピザーラに相談したことで企画が始動しました。そこから数回のミーティングを重ね、4月に完成。『すきぴ』は、ピザーラの移動販売“ピザーラキャラバン”にて販売されており、今年の7月まで地元の商業施設などで販売を予定しています。

また“まち部。”には、すき焼きとは違った視点で地域を盛り上げる班も複数あります。SDGsを意識した靴下『SDGs Socks』を販売しているのは、約10 名の生徒で構成された“SDGs Socks班”。大和高田市の隣町・広陵町にある後藤(正)靴下工場とコラボレーションして作られたもので、“ZERO SOCKS”という靴下をもとに制作されており、土に埋めると3年後に土に還るという特徴があります。さらに、SDGsの17 個の目標と同じ17 色のカラーバリエーションがあり、履きたい色で選ぶのはもちろん、意識したい目標で選ぶこともおすすめしているのだとか。

“すきぴ隊”の一人・田中さんは、「企業とコラボをするのは初めてで緊張したが、最終的には『すきぴ』という美味しい商品が出来上がった。何でもチャレンジしてみるということが大切なんだと感じた」と話します。また、“まち部。”を担当する大島先生は、「失敗することもあるが、やってみることで大成功することもある。その大成功を見た後輩たちがまた挑戦するという形で、どんどんチャレンジが繋がればいい」と語ってくれました。

さまざまな方向から、地元のためにできることに多く取り組んでいる高田商業高校の“まち部。”。地元への想い、そして枯れることのないチャレンジ精神が、今後も“高校生によるまちづくりの一環”として繋がれていきます。

【大和高田市立高田商業高等学校】高あらゆる角度から“まちづくり”に携わる、大和高田市立高田商業高校の“まち部。”
▲ピザーラとの共同開発“すき焼き風ピザ”『すきぴ』。商品名も生徒によるアイデアで、具材には大和高田市の地元野菜“大和まな”、“一光ねぎ”も使われています。
【大和高田市立高田商業高等学校】高あらゆる角度から“まちづくり”に携わる、大和高田市立高田商業高校の“まち部。”
▲SDGsの17個の目標の色に合わせて作られた“SDGs Socks”。17色とカラーバリエーションが豊富なため、その日の気分に合わせて色を変える等の楽しみ方もできます。
【大和高田市立高田商業高等学校】高あらゆる角度から“まちづくり”に携わる、大和高田市立高田商業高校の“まち部。”
▲“SDGs Socks班”の3年生は商品をPRするために、Twitter・Instagram・TikTokといったSNSにて情報発信をしており、企画・撮影・編集まで全て生徒の手で行っています。
大和高田市立高田商業高等学校
奈良県大和高田市にある商業高校。「礼儀・清純・誠実」の校訓のもと、真に社会をリードできる商業人の育成を目指しており、ビジネスやマーケティング、簿記などの授業を実施。一方、部活動が盛んな学校としても有名で、特にソフトテニス部は全国大会優勝80回を達成しています。