兵庫県内の小学生から高校生、その保護者を対象にサニタリープロジェクトを実施

兵庫県内の小学生から高校生、その保護者を対象にサニタリープロジェクトを実施
兵庫子ども支援団体(※提供画像)

兵庫県内の子育て世帯を対象とした生理用品支援事業「サニタリープロジェクト」を5月18日(水)から6月30日(木)まで実施。新型コロナや昨今の物価高騰などにより生活が苦しくなっている子育て世帯等に対して、生理用品を無料で提供。

サニタリープロジェクト実施概要
兵庫県下の必要としている子ども及び子育て世帯に生理用品を無料で提供することにより、経済面だけでなく「生理の貧困」に係る問題へ取り組む。

内容 希望者に対して生理用品(1セット)を当法人活動拠点で配布又は郵送する
期間 2022年5月18日(水)から6月30日(木)まで、100名に達し次第終了
対象 生活が困難な状況下にある兵庫県に在住している小学生から高校生までの子ども及びその家庭の保護者
申込 ウェブサイトより必要事項を記入のうえ、送信
   https://ws.formzu.net/dist/S77144115/
(郵送受取の場合)記入された住所・宛名に生理用品を発送
(拠点受取の場合)拠点にて申込完了のメールをスタッフに見せて受領

実施にあたって
特例認定NPO法人兵庫子ども支援団体 代表理事 多田 実乘

厚生労働省が今年3月に公表した「『生理の貧困』が女性の心身の健康等に及ぼす影響に関する調査」によると、経済的な理由によって新型コロナウイルス発生後、生理用品の購入・入手に苦労したことがある人の割合は約1割と言われています。また、購入・入手に苦労したことがある人は心身的苦痛を感じていたことがわかっています。一方で、行政等による生理用品の無償提供を認知していたけれど、人の目が気になったり、対面での受取が必要だったりしたために無償提供を利用しなかった人も一定数いました。

今回、私たちが実施するサニタリープロジェクトでは、対面に加えて郵送での受取方法を選べるようにすることで、公的支援を利用できなかった方々にも支援を届けられると考えています。対象は小学生から高校生までの子ども及びその家庭の保護者と限定をしていますが、プロジェクトの実施を通して子どもたちやその家庭が少しでも安心できるようにサポートしていきます。

また、当法人では、兵庫県内に所在するNPO法人として、兵庫県下での子どもへの支援を拡げるために認定NPO法人の申請を目指しています。申請基準を満たすために、3,000円以上の新規寄付者を70名募る「#笑顔咲く 寄付キャンペーン2022」 を実施しています。私たちの活動に共感・支援していただける方がいましたら、リンク先よりどうぞよろしくお願いいたします。

▼#笑顔咲く 寄付キャンペーン2022
https://hpcso.com/campaign2022