静岡県西部10校57メニューが集結!高校生うなぎ創作料理コンテストが1月25日までWEB開催中

静岡県西部10校57メニューが集結!高校生うなぎ創作料理コンテストが1月25日までWEB開催中
高校生うなぎ創作料理コンテスト(※提供画像)

「うなぎの街」プロジェクト実行委員会(静岡県浜松市)は、静岡県西部地区10高校による鰻創作料理を地元自慢とのコラボをお題に57作品集め、一般の方も投票できる「第2回うな重高校創作料理コンテスト」として2022年1月25日(火)までWEB開催している。第3回に向けたクラウドファンディングは2022年2月20日(日)まで実施しており、優秀な作品は地元飲食店で商品化される。

▼コンテスト公式ページ
https://seimankai.hamazo.tv/

《第2回うな重高校創作料理コンテスト》
浜名湖うなぎを無償提供して高校生に「鰻で地域活性化」をテーマにした創作料理を考えて作って頂き、調理動画とレシピで審査するコンテストです。
鰻は蒲焼・白焼き・生捌き・骨・頭を選択でき、その他の食材は各自で調達して頂きます。
審査員は浜名湖うなぎ生産者や組合職員の他、地元飲食店やスーパーマーケット等で構成されています。コロナ禍でも安心安全に参加できるよう、各学校の調理実習室にて、都合の良い時間に作品作りに取り掛かれるのが特徴です。審査はアイディア力・調理構成力・メッセージ力の3項目でグランプリを決定し、この他には一般の方でも無料で参加できるファン投票部門と、資源と大切に向き合うためのフードロス対策大賞も用意しております。審査員特別賞を与えられた作品については商品化の権利が授与されます。
今回の応募数は10高校57メニューと、前回の6校23メニューから大幅に増えました。その中で生まれた鰻創作料理は、高校生ならではのインスピレーションと地元愛に溢れた作品ばかりです。第1回ではうなぎのケバブや餃子、唐揚げ、うなぎボーンを練りこんだミルフィーユやピザ、鰻をカツにして韓国料理のキンパにしたオリジナル料理など素晴らしい作品ばかりでしたが、今年は地元自慢のコラボがお題なのでさらにストーリー性とユニークさが増しています。
参加した生徒からは、「コンテストで今年初めて調理実習をできた事がとても嬉しい」、「今まで鰻は遠い存在だったけど、これからは堂々と鰻は故郷の名物だって自慢できそう」、「凄く楽しかった。コロナ禍で殆ど何もできなかったけど、一生の思い出になった」など、喜びの声がいっぱい聞かれました。こうして地元名産の鰻を通じて若い世代から元気になっていき、地域が少しでも活気づいてくれたら嬉しい限りです。
第2回コンテストのファン投票は2020年1月25日まで受け付けています。無料で参加でき、抽選で鰻蒲焼や浜松注染染の鰻手拭も当たります。何より高校生の地元愛と創造力に溢れた鰻創作料理に是非触れて頂きたいので、投票を心よりお待ちしております。

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高校生うなぎ創作料理コンテスト(※提供画像)

鰻創作料理の調理実習の様子(第2回うな重高校創作料理コンテスト)

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高校生うなぎ創作料理コンテスト(※提供画像)

第2回創作料理コンテストポスター

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高校生うなぎ創作料理コンテスト(※提供画像)

初代グランプリのうなカツキンパ(第1回うな重高校創作料理コンテスト) ※現在は販売を終了しております。

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満面の笑みで完成品をお披露目する生徒達(第1回うな重高校創作料理コンテスト)

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第1回で入賞を果たしたうなま春巻き(第1回うな重高校創作料理コンテスト) ※現在は販売を終了しております

《第2回うな重高校創作料理コンテスト》実施の背景
1900年に鰻の養殖が浜名湖で始まって以降、昭和時代終盤まで長い間日本一の生産量を誇っていた浜名湖うなぎ。全盛期は500件以上あった養鰻場ですが、他県の台頭や安い海外産の流入、都市化に加え、大不漁による価格高騰・資源問題にさらされ、今や27件にまで減ってしまいました。
それでも120年以上に渡り、浜名湖うなぎが全国トップクラスのブランド力を誇っているのは、どんな時でも地元の皆様に支えて頂いたからに他なりません。例えば静岡県浜松市は過去10年連続で鰻蒲焼の年間購入量日本一を達成している他、鰻業界に限らず菓子産業や農業に至るまで様々な場所で鰻を利用しています。鰻と無関係な業種の方々も中心になって「うなぎまつり」を開催する程に、地元市民は鰻愛に溢れています。いわば浜名湖一帯は「うなぎの街」なのです。
しかしながら、近年はニホンウナギが絶滅危惧種に指定されて価格が高騰、大人でさえ手が届きにくくなった鰻は地元名産品であっても、若い世代には特に縁遠い存在になってしまいました。せめて子ども達には浜名湖うなぎを身近に感じて貰う機会を作りたいと地域貢献事業を始めた矢先、誰もが予想できなかった新型コロナウイルスが猛威によって、イベントが根こそぎ中止になってしまいました。ちょうど養鰻発祥120年を迎えた2020年、未来に向けてコロナ禍でも何かできる事がないか考えた時に始めたのが、高校生とタッグを組んだオンライン事業「浜名湖立うな重高校」です。
鰻の魅力や資源保護について若者目線で広める高校生うなぎニュース「浜名湖立うな重高校うなぎ部」を皮切りに、より多くの高校を巻き込んだ「うな重高校創作料理コンテスト」を開催。コロナ禍でも安心のオンラインイベントを徹底した事で、青春時代の大切な思い出を作れたと大変ご好評を頂き、地元飲食店とも連携して数作品は商品化まで実現しました。
学校や市からの熱い声援を受け、町全体が活気を失い、困窮している今、今度は私達が助ける番だと「浜松市地域力向上事業」としてさらなるパワーアップを遂げたのが「第2回創作料理コンテスト」です。第2回は地元自慢とのコラボをお題とし、市や農林事務所の専門家に地元自慢サポーターに就任して頂いた事が特徴です。鰻以外の有名・無名の地元名産品にもスポットライトが当たり、生産者と学生とが繋がる場を提供する事で、若い世代がより地元愛を育み、フレッシュなパワーで故郷が元気になって貰えればと願い設営しています。

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商品化された鰻の骨を練りこんだ高校生原作うなぎミルフィーユ (第1回うな重高校創作料理コンテスト) ※現在は販売を終了しております。

参加高校一覧
静岡県立磐田農業高等学校、私立オイスカ高等学校、静岡県立天竜高等学校、静岡県立浜松江之島高等学校、静岡県立浜松大平台高等学校、静岡県立浜松湖西高等学校、静岡県立浜松湖東高等学校、静岡県立浜松湖南高等学校、静岡県立浜松商業高等学校、静岡県立浜松南高等学校

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高校生うなぎ創作料理コンテスト(※提供画像)

鰻創作料理の調理実習の様子(第2回うな重高校創作料理コンテスト)

■クラウドファンディングについて
当コンテストは浜松市地域力向上事業に承認された事で半額を補助金で賄いさせて頂きました。このような地域活性化を目的とした事業の多くは、長く続ける事で初めて効果が表れますが、補助金は毎年頂けるものではありません。これから先も続けていくためには、補助金なしでの資金調達を考える必要があります。
また鰻イベントについては資金だけではなく資源の持続可能性にも向き合わなければなりません。運営に支障のない範囲で、集まった資金の一部を資源保護活動に使わせて頂きます。具体的には集まった金額に応じて、遠州灘への親鰻放流もしくは、天然鰻の生息域を拡大させるための新型芝マット魚道(ライスレジン魚道)設置効果検証を兼ねた放流活動等を予定しております。実施した際にはYouTube番組「イルちゃん’s高校生うなぎニュース」にてその様子を報告させて頂きます。

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高校生うなぎ創作料理コンテスト(※提供画像)

YouTube番組「イルちゃん’s高校生うなぎニュース」オープニング画面

《第2回うな重高校創作料理コンテスト》実施概要
イベント名:第2回うな重高校創作料理コンテスト
ファン投票開催期間:2022年1月25日まで
ファン投票会場:はまぞうブログ「浜名湖立うな重高校(旧青鰻会)」にてオンライン開催
コンテストURL:https://seimankai.hamazo.tv
作品動画一覧:応募作品一覧:https://www.youtube.com/playlist?list=PLPcmqnENVbvqNnKj9HvqtupSAXlOAwIvt
投票方法:公式ページから調理動画・レシピを閲覧後、専用の投票フォームに進み、必要事項を選択・入力
投票参加費:無料
クラウドファンディング開催期間:2022年2月20日(日)まで
クラウドファンディングURL:https://camp-fire.jp/projects/view/528639