【明星高等学校】SDGsの活動に取り組む高校生にインタビュー!

全国の高校生の活動をお伝えする“全国高校生NEWS”。第26回は、SDGsの活動に取り組む高校生! 探究の授業でSDGsにまつわる活動を行う、明星高校の4名に話を聞きました。

【明星高等学校】SDGsの活動に取り組む高校生にインタビュー!
▲今回取材に応じてくれた明星高校2年生の4名。校内でも、特にSDGs活動に力を入れているメンバーだそうです。

 

【明星高等学校】SDGsの活動に取り組む高校生にインタビュー!

SDGsの活動では、どんなことをしているのですか?

私はSDGsの目標5『ジェンダー平等を実現しよう』ということを広める活動をしています。私たちは高校1年生の時に、総合の時間の探究活動で、一人一つ自分が興味のあるSDGsの目標を調べて探究する機会があり、私はそこからの延長で今でも活動を続けています。

 

どうしてジェンダー平等をテーマに選んだのですか?

まず、17の目標の中で一番面白そうだなと思いました。そこから調べ始めてすぐに、性別は男と女の2つだけじゃないということを知ったんです。Facebookの性別欄には選択肢が58種類もあるんですよ。そういったことを知っていくうちに、さらに興味を持ち、ジェンダー平等について調べることにしました。

 

ジェンダー平等に関わることでは、具体的にどんな活動をしているのですか?

制服の改革などを行っています。私がやりたいと思っていることはまだ半分しかできていないのですが、来年の4月から女子のスラックスと女子のネクタイが導入されます。今後は男子のスカートも導入したいと考えています。さらに今は男子は学ランで女子はブレザーなので、男子のスカートに合わせやすいように男子のブレザーも作りたくて。これは1個下の学年の子に引き継いでもらおうと思っています。そういった活動をしていたら、スウェーデン大使館に招待をしてもらったりもして。大使が「日本の高校生の話を聞きたい」ということで伺ったのですが、スウェーデンと日本の差を感じました。まず、スウェーデンでは小さい頃は男女でトイレを分けないらしいんです。男女の壁をなくすということを小さい頃から意識させ、制服なんてものはそもそもなくて。日本では小さい頃から男子・女子という風に当たり前に教育されていることが、スウェーデンではないというお話を聞きました。こういったジェンダー平等をはじめ、SDGsに対する活動というのは、正直日本は遅いのかなと思っています。

 

ジェンダー平等についての活動を始めてから、自分の中で変わったことはありますか?

今私は、制服改革のプロジェクトリーダーをやっているので、人をまとめる力が身についたと思っています。ジェンダー平等で考えた時にも、男女の2パターンで性別を分ける見方と、Facebookのように性別を58種類に分ける見方もあって。そういった現実を知ることで、自分自身もいろいろなことを多面的に見ることができるようになったかなと思います。

【明星高等学校】SDGsの活動に取り組む高校生にインタビュー!
▲完成したスラックスを着用する藤井さん。

 

【明星高等学校】SDGsの活動に取り組む高校生にインタビュー!

SDGsの活動では、どんなことをしているのですか?

石原: 私は目標11の『住み続けられるまちづくりを』から、町おこしの活動を中心的に行っています。総合の探究学習で、町おこしや地域貢献に関わりたいメンバーが集まり、長野県の辰野町や、山梨の大月市、学校の近所の国分寺市という3拠点の地域創生に、学生としてどんなアイデアが出せるのか、その中からどんなことが実現できるのかということを企画していました。長野県は新型コロナウイルスの関係で取り組みが難しくなってしまったので、今は大月市、国分寺市、新たに府中市を拠点にしています。活動内容としては、既存プロジェクトに参加して学生目線から意見を出したりですね。あとは、私と國分さんと鷺さんは、国分寺市の“ぶんぶんウォーク”というイベントに参加しています。今は新型コロナウイルスの影響で“ぶんさんウォーク”という名前で行っているイベントなのですが、そういったイベントの販売会に参加したりして、地域創生に関わっています。

國分: 地域創生自体は、明星高校の2年生全体で取り組んでいて、“ぶんさんウォーク”にも2年生全体が関わっています。もともとは研修旅行で、3グループに分かれて沖縄・鳥取・淡路島の事業者の方の問題を解決するという内容だったのですが、新型コロナウイルスの影響でできなくなってしまい、代わりに国分寺市をはじめとした東京都周辺で何か役に立てないかなと考えていたところ、国分寺市を歩き回りながら魅力を発見する“ぶんさんウォーク”に参加することになりました。今は、もともと研修旅行に行く予定だった沖縄・鳥取・淡路島の事業者の方に地元の商品を送ってもらい、“ぶんさんウォーク”などのイベントで販売をしています。

鷺: 私も地域貢献の活動を行っているのですが、それとは別に文化祭のために竹林に行って竹を切ってきました。今回の文化祭の大きなテーマとして“SDGsに貢献できる文化祭”というのが決まっていて。クラスでコンセプトを考えている時に、「神社は古くから町に根付いているものだよね」という話になり、目標11の『住み続けられるまちづくりを』に紐づくなと思い、“神社×縁日”というコンセプトを決めたんです。そこから、この地域はどんな問題を抱えているのだろうと調べてみると、国分寺市にある国営の竹林に竹が生えすぎて放置竹林になっていると聞いたので、これはコンセプトである神社の雰囲気に合うなと思いました。さらに、地域の問題解決にも繋がると思い、現地に行って地域の方と一緒に竹林を伐採し、その竹を文化祭のオブジェとして使います。

 

ジェンダー平等についての活動を始めてから、自分の中で変わったことはありますか?

鷺: 私は中学生の時の社会の授業でSDGsのことを知って、高校に入ってから主体的に取り組むようになりました。だけど一人では何もできないということに気づき、活動を進めるために地域の人をはじめとした、さまざまな大人と関わるようになったんです。SDGsに関わるということは、人と関わることも増えていくので、地域貢献や社会貢献をしながら、自分が成長できているなと感じます。これから社会に出て行く上での前段階として、すごくいいものだと思っています。

石原:私はもともと1年生の時に、目標15の『陸の豊かさも守ろう』というものをテーマにやっていたのですが、陸の自然である森林のことを調べて行くうちに、絶滅危惧種が増えていることを知ったりもして。2年生になってから地域創生に力を入れ始めたのですが、調べて行くうちに、自分が知らないところでいろいろな人が頑張っていることが分かりました。そんな中で、学生の私たちでもできることは探せばあるんだなということを知って。そういう自分でもできることをしていくうちに、将来的にマーケティング系の仕事が面白そうだと興味を持つようになりました。

國分:私は正直最初はやりたくなくて(笑)。適当にやって終わらせればいいやと考えていたのですが、1年間やってみて意外と楽しいなと思いました。私は高齢者支援の活動もやっていたのですが、高齢者の方と交流したり、楽しいと思えることも多かったし、やってよかったなという達成感もありましたね。どんなことでも“とりあえずやってみる”だったり、行動力が身についたかなと思います。それはSDGsの活動だけではなくて、勉強とかも前よりやるようになりましたし、いろいろなことに対して興味を持てるようになりました。前までは閉鎖的で、「めんどくさい」「やりたくない」とかマイナスな面でしか物事を見られていなかったので、とりあえずやってみることの大切さに気づくことができて良かったなと思います。

 

明星高等学校

東京都府中市にある私立高校。中高一貫校となっており、敷地内には明星中学校が併設されています。明星高校では、多くの「本物に触れる体験」を通して、一人ひとりの興味関心を引き出し、将来につながる「好きなこと」「夢中になれること」を見つけるサポートをするためのカリキュラム、プログラムが充実。国際教育をはじめ、理数教育、ICT教育、キャリア教育など、これからの未来を見据えた教育を多数行っています。

 

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