YTJ learning ためになる雑学 2021年4月号

  • 投稿カテゴリー:教育

4月に入り、ポカポカの陽気で日差しの心地よさを実感する
日々となりました。そこで、今回は春にまつわる雑学を紹介します。

日本の学校の新学期が4月となった理由

4月といえば新学期! 海外では9月から新学期が始まることが多いというのはよく知られていますが、なぜ日本の新学期は4月なのでしょうか? もともと、明治維新が起こった頃の日本の学校は、海外で一般的な9月入学でした。しかし、明治19年には4月入学に移行。理由の一つは、徴兵令の改正によるもの。徴兵対象者の届出期日が9月1日から4月1日に変更されたことで、4月の段階で優秀な人材が徴兵にとられてしまうことを危惧した学校側が、入学を4月とすることにしました。また、国の会計年度が、4月〜翌年の3月に切り替わったため、学校の事務的にも都合が良いよう、日本の学校の新学期は4月となったそうです。

春の眠気は体の冬眠のせい!?

この時期、しっかり睡眠はとっているのにもかかわらず眠たくなってしまうことがよくあるかと思います。暖かい春の陽気も眠気の要因の一つではありますが、なんと冬眠から目覚めた際に生じる反動であるとも言われています。冬になると複数の動物が冬眠をしますが、人間は冬眠しなくても生きていけますよね。しかし、人間も体は冬眠体勢に入っているのだとか。例えば、冬になると縮まる人間の毛細血管は、エネルギーの消費を抑え、蓄えることで、冬眠に備えようとするもの。そして、春が来ると毛細血管が全開になり、エネルギーがどんどん消費されるようになります。その疲労のため、この時期は特に眠気が襲ってくるそうです。