NOBU

『いま、太陽に向かって咲く花』でさまざまな賞を受賞し、話題を呼んだシンガーソングライターNOBU。
唯一無二の歌声で、老若男女幅広い世代にエールを贈り続けるNOBUの魅力に迫ります。

―YOUTH TIME JAPAN初登場ということで自己紹介をお願いします。

宮崎県のなかでも、小林市というすごく田舎な町出身で、シンガーソングライターをやっています。

―シンガーソングライターを目指し始めたキッカケを教えてください。

もともと小学生の時から兄とバンドを組んでいて、ドラムをやっていたのですが、高校3年生の時に兄と喧嘩してバンドを解散したんですね。だけど僕は高校から音楽の専門学校に行っていたので、ここで夢を諦めるのは両親に申し訳ないなと思って、一人でも歌おうと思ったんです。それで人前で歌う機会があったら歌っていたんですけど、「俺たぶんイケるな」っていう変な自信があって(笑)。この時期に作詞・作曲も自分でしてみようと思って始めました。

―昨年『いま、太陽に向かって咲く花』が日本有線大賞「新人賞」、日本レコード大賞「新人賞」を受賞し話題となりましたが、この曲はどのような想いで制作されたのですか?

通っていた専門学校は福岡県だったんですけど、宮崎県で僕のことを知らない人がいないくらい頑張ろうと思って、卒業後は地元の宮崎県に戻ったんですね。そんななか、福岡県のある方が僕に「太陽みたいな存在になってください」という内容の手紙をくれたんです。2年後くらいにたまたま実家でその手紙を見返した時に急に曲が降りてきたというか。僕の曲は、そういったインスピレーションが働いた時にできるんですけど、その時も完璧に何かが降りてきたんですよね。すぐにピアノに走って、できた曲を両親に聴かせた時、父に「NOBU、お前の歌ができたな」って言ってもらったんです。それでその時はサビだけだったんですけど、弾いていたピアノの上に偶然兄の小さい頃の写真があって。「今の俺があるのは全部兄ちゃんのおかげだな」と思い、兄ちゃんに向けた手紙を書こうと作った曲がこの『いま、太陽に向かって咲く花』という曲なんです。この曲がキッカケで2012年にデビューさせていただいて、その後すぐに福岡県のフェスで歌ったんですけど、そこには兄を含め僕の家族が来ていて、その曲を演奏した時に兄がすごく泣いていたんです。その後バックステージで兄に「俺のために作ってくれた歌なんだね」って言われて。それをキッカケに兄とも仲直りできたんですよね。だから本当に僕の人生を変えてくれた曲かなって思っています。

―NOBUさんの地元でもある、宮崎県小林市の高校生と共同制作された『田舎女子高生』も話題となっていますが、この曲を制作されるまでの経緯を教えてください。

小林市のPR動画として、「地元の高校生と曲を作ってくれませんか?」と市役所の方からオファーをいただいたのがキッカケです。高校生には6班に分かれてもらって1班につき1曲の、全6曲を制作して、そのなかから高校生に決めてもらうという流れでした。高校生からはいろいろなエピソードを挙げてもらうんですけど、やっぱり地元の良い部分を挙げてくれる子が多かったんですよね。実際、小林市って星空がすごく綺麗だったり、蛍もいたり、すごく良いとことなんですけど、このままだと6曲全部同じ感じの曲になるなと思って(笑)。そこで最後に僕が回った班で「地元のことどう思う?」って聞いたらやっぱり良い部分を挙げてくれて。「じゃあ逆に不満なことはある?」って聞いたらもう止まらなくて(笑)。「なんでテレビのチャンネルが2局しかないんですかね」みたいな(笑)。そういったことは自分もずっと思っていたことなので、この機会にそういう曲を作りたいと思って、『田舎女子高生』というタイトルに決めました。“この子たちのリアルを伝えたい”という想いがありましたね。実際に曲を作ってみて、最初の方は結構ディスってたりするんですけど、最終的には水が綺麗とか自然が豊かとか、全て不満を吐き出した先に良いところが見えてくるんですよね。だから、「みんなが当たり前だと思っていることはすごく素敵なことなんだよ」という想いを伝えた曲がこの『田舎女子高生』です。

―最後に全国の高校生にメッセージをお願いします。

一度きりの人生なので、とにかくやりたいことをやってもらいたいですね。高校生ってめちゃめちゃ大事な時期だと思うんですよ。今の自分が未来を作るので、高校生活をただ楽しむだけではなくて、自分がやりたいことを見つけてほしいです。僕も音楽が遊びから始まったり、自分がやりたいことが仕事になったりもするんです。自分が今やりたいことを見つけて、それを貫いてもらいたいですね。

NOBUに一問一答!!
NOBUの素顔に迫るべくプライベートな質問をぶつけてみました

Q1. 高校生の時に夢中になったことは?
スケートボード、釣り
音楽は大前提ですが、この2つも兄に教えてもらって夢中になりました。
Q2. 最近ハマっていることは?
旅行
国内・海外問わず、行ったことがない場所に行くのが好きです。
Q3. これだけは人に負けないということは?
自分の歌を歌うこと
僕が歌わないと成立しない歌なので、誰よりも上手く歌えます(笑)。
Q4. 今後の夢は?
紅白歌合戦出場
夢は大きく持っているので世界を目指していますが、日本での夢はコレ!

Pick up Song①『いま、太陽に向かって咲く花』

UPCH-5916 ¥1,080(tax in)
『いま、太陽に向かって咲く花』
2017.07.12 RELEASE

♦第50回日本有線大「新人賞」受賞/♦第59回日本レコード大賞「新人賞」受賞
2017年、さまざまな音楽番組や情報番組で披露された楽曲。『太陽に向かって咲く花』として、2012年発売当時から多くのリスナーの“応援歌”として響いていた楽曲をリメイクした、NOBU再起のメジャーデビューシングル。

▶▶▶YTJ読者がレビュー!

落ち込んだ時に聴くと、歌詞・歌声・メロディの全てで背中を押してくれます。ただ“花を咲かせよう”というだけではなく、“花は咲かなくても根を伸ばそう”という部分に力強さを感じます![ゆり・高3]
NOBUさんの真っすぐな歌声で、一気に曲の世界観に引き込まれます。何かを達成するために一生懸命頑張る友達に聴いてほしい曲です。壮大なメロディに乗ったNOBUさんの歌声に感動しました![なつみ・高1]

Pick up Song②『田舎女子高生』

UPCH-2160 ¥3,240(tax in)
BEST ALBUM『スタートライン』収録
2018.04.18 RELEASE

地元・宮崎県小林市の高校生との共同制作。
2018年4月にリリースされたBEST ALBUM『スタートライン』に収録。小林市のPR動画の一つとして、宮崎県立小林秀峰高等学校の生徒と共同制作された楽曲。ふんだんに詰め込まれた“田舎あるある”が共感を呼び話題となっている。

▶▶▶YTJ読者がレビュー!

“プリクラが盛れない”、“夜景より明るい星空”など、“田舎あるある”に共感しまくりです! 田舎だなぁと思っている自分の地元の良さを改めて気づかせてくれる曲だと思います。全国の田舎女子高生が共感すること間違いなし![ちひろ・高1]
私の住んでいるところは田舎ではないですが、田舎の風景が想像できてとても楽しいです。都会では味わえない田舎の良さがたくさんあって、この曲の舞台となっている小林市に興味が湧きました! [あや・高2]

LIVE
NOBU 1st.ONEMAN LIVE SHOW~ここが僕のスタートライン NOBU 30th Birthday LIVE~
2018年7月3日(火) TAUTAYA O-WEST(東京都)
【開場】 18:15 【開演】 19:00 【チケット】前売り:¥4,000(ドリンク代別)
当日:¥4,500(ドリンク代別)※学生(小中高)当日1,000円キャッシュバック有り

WEB-SNS
◇NOBU公式サイト▶▶▶http://nobupeacemusic.com/

◇NOBU公式チャンネル▶▶▶https://www.youtube.com/user/NobuVEVO

◇NOBU公式Twitter▶▶▶https://twitter.com/nobu_miyazaki

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NOBUさんから高校生へ熱いYELLが到着♪