Touch food VOL.17 愛媛のみかん

旬の食材に触れるTouch food。第17回目は「愛媛のみかん」。柑橘類の生産が豊富な愛媛県の特産品でもある、みかんを紹介します。
Touch food VOL.17 愛媛のみかん
国内でのみかんの広がりと「愛媛のみかん」の原点
みかんは、今から500年ほど前(室町時代の頃)、肥後(熊本県)や紀州(和歌山県)、駿河(静岡県) で栽培が盛んになり、特産物として全国に知られるようになりました。江戸時代になり、大消費地の江戸へも船でみかんをたくさん運ぶことができるようになると、みかんは多くの人たちに広まります。明治時代になるとみかんの生産地はさらに広がり、生産量も増えていきました。みかんの輸送方法も鉄道輸送がはじまり、やがてトラック輸送も行なわれるようになると、みかんは大都市や生産地の近くにとどまらず、全国の隅々にまで届けられるようになります。
「愛媛のみかん」の歴史は200年以上。起源はさまざまな説がありますが、一説によると1793年(江戸時代後期)に加賀山平次郎が、土佐(高知県)から温州みかんの苗木を持ち帰り、庭に植えたことがはじまりと言われています。明治時代になると、宇和島市吉田町を中心にみかん栽培が盛んになり、運送手段の進歩と熱心な生産者の増加により、1915年(大正4年)には収穫量が愛媛県全体で、全国の半分近くを占めるまでに成長しました。

「愛媛のみかん」が美味しい3つの理由
①3つの太陽
「3つの太陽がある」と言われる愛媛県。一つ目は南国の空に輝く太陽、二つ目は海に反射する太陽、三つ目は斜面に築かれた石垣に照りつけて反射する太陽のことを指します。この「3つの太陽」に恵まれて、愛媛の柑橘類は甘くジューシーに育ちます。
②気候 
愛媛県は、年間平均気温が15度以上、冬の最低気温も氷点下5度以下にならず、また8月~10月にかけて日照時間が多いなど、みかんの成長に必要な気象条件が揃っています。さらに、海風をたっぷり浴びてミネラルを含んだ土が良い土壌をつくることで、栄養価の高い美味しいみかんを収穫することができるのです。
③段々畑
みかんの収穫時期には山全体がみかん色に染まり、美しい風景となる段々畑。南に面した急傾斜によってどの角度でも太陽の光が当たり、甘くて美味しいみかんが栽培されます。石垣の石は熱が冷めにくいため暖かさを保つ役割を担い、段々になっていることで雨が降っても水はけが良く、みかんが美味しくなります。

Touch food VOL.17 愛媛のみかん▲全国で食べられている「愛媛のみかん」
Touch food VOL.17 愛媛のみかん▲みかんが栽培されている段々畑

愛媛県イメージアップキャラクター「みきゃん」
2011年に登場した愛媛県イメージアップキャラクター「みきゃん」。耳はみかんの葉、しっぽはみかんの花、ハート型の鼻という愛らしい姿と、愛嬌のある振る舞いに全国から熱い声援が寄せられています。名前は、みかんの「み」と子犬の鳴き声「キャン」をあわせて命名されました。2015年のゆるキャラ®グランプリではインターネット投票1位、総合では準グランプリを獲得し、全国的にも一躍有名になり、さまざまなイベントに登場するなど、その忙しさはまるでスーパーアイドル並み! 愛媛のPRのために一生懸命活動しています。

PROFILE
【名前】みきゃん
【役職】愛顔(えがお)PR特命副知事
【誕生日】2011年11月11日(ワンワンワンワンの日)
【出身地】愛媛県
【性格】明るくて好奇心旺盛。 楽天的でくよくよしない
【仕事】愛媛県のPR
【チャームポイント】ハートの形の鼻とみかんの花のしっぽ
【好きな食べ物】愛媛県産のものならなんでも。 特にみかん
【好きなこと】スポーツ、旅行、食べること
【欲しいもの】一緒に愛媛県をPRしてくれる友達

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